こんにちは、ひつじーこです。
9月19日(日)23:00~TBSテレビ放送の「情熱大陸」で紹介された、和菓子作家「坂本紫穗(さかもとしほ)」さんに注目してみました。
レシピ本も出さない、お店も構えない坂本紫穗さん。
主な仕事場は自宅のキッチンだとか。
和菓子職人ではなく、和菓子作家。
商品ではなく作品というのが正しい表現なように思えます。
とにかく美しく繊細な和菓子の数々です。
そのまま保存して飾っておきたいような和菓子ばかり。
坂本さんは、これまでオリジナルの和菓子を400作品以上、制作されています。
発想、センス、感性が群を抜いていると言っても過言ではありません。
中でも、紫色の和菓子には目を奪われます。
そんな類まれなる才能をお持ちの坂本紫穗さん、どんな経緯で和菓子作家になられたのか、お店を持たないのならば、どんな活動をされているのか、などのプロフィールをまとめてみました。
坂本紫穗プロフィール
坂本紫穗(さかもとしほ)さん
年齢 1982年生まれ(39歳)
出身地 栃木県宇都宮
大学卒業後IT企業に就職(勤務6年)
2012年(28歳)に退職、独立し和菓子作家となる。
(オーダーメイドの和菓子を作品として制作・監修)
現在は、ワークショツプや、和菓子教室も開催されています。
<主な経歴>
・映画「利休にたずねよ(2013年)」和菓子監修。
・自らの和菓子制作過程を撮影した「WAGASHI(2017年)」がニューヨーク・フードフィルムフェスティバルで受賞。
・源吉兆庵さんとコラボ作品(2019年)をシリーズ販売。
・地球料理プリジェクト・Earth Cuisine(食べることで持続可能な社会を目指す)に参加。
まだまだ監修など、経歴はありますが個人的に気になるところをピックアップさせていただきました。Facebook
「紫をん」HP
IT企業時代は、働きすぎて心身の体調を崩す。
子どもの頃から好きだった和菓子への道を進む。
老舗和菓子店などでは修行はせず、ほぼ独学で和菓子作家となる。
和菓子作家になるきっかけは夢だという。
これも、摩訶不思議であって必然なのかもしれない。
日々の暮らしの中、ふと心を動かされたものを和菓子で表現しているという。
洋菓子が注目を集める現代、坂本さんはあくまで「和菓子」にこだわる。
これもまた、現代の日本人が忘れかけている「趣」というものの表現ではないだろうか。
儚く移りゆく、繊細なものの「美」へ目を向ける、言わば芸術であると言える。
坂本さんは、バランスを大切にされながらも、グラデーションが計算しつくされていないアンバランスな色合いのように感じます。
が、しかし感性ではバランスが取れている何とも言えない美しい色彩です。
表現するのが難しいので、坂本さんの作品を百聞は一見にしかず。
上記SNSでご覧になれますので要チェックです!
まとめ
夢から受け取った直感、それはとても重要なのかもしれないと思う。
天命とでもいうべき才能と使命ではないでしょうか。
一際、紫色の和菓子が眼を引きます。
坂本紫穗さんの名前にも紫があるからでしょうか・・・。
紫陽花もキーワード的なものを感じます。
これからも、心に響く和菓子作品が期待できます。
何か、美術館にでも行ったかのような心持ちになります。
和菓子作家であり、詩人であるような坂本紫穗さん。
どこか切なく、限りある美しいものの表現に思えます。
皆さんもぜひ一度、坂本紫穗さんのSNSから作品を覗いてみてはいかがでしょうか?
きっと、心が揺さぶられるはずです。
源吉兆庵さんとのコラボ作品(メニュー)や、和菓子教室については別記事で紹介させていただきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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