一人ベイクオフでイギリスを思いながらキャロットケーキを焼く

昨日の1月8日、BSテレビ局「Dlife」でイギリスの大人気番組『ブリティッシュ ベイクオフ』が日本で初めて放送されました。

ベイクオフとはアメリカ発祥のお菓子作りコンテストのことで、腕自慢がお菓子を持ち寄って味を競うコンテスト。そのベイクオフをBBCがテレビショーにしたところ大ヒットしたとか。実際に視聴すると最後までワクワクドキドキで、人気があるもの頷ける内容でした。

それに刺激されたわけではありませんが、色々あってキャロットケーキを焼きました。以前スウェーデン洋菓子のリッラカッテンさんに教わったレシピを少しアレンジ。

リッラカッテンさんに教わったキャロットケーキにはスパイスとしてシナモンが入っています。けれども子供の頃に良く焼いていたキャロットケーキにはオールスパイスを入れた記憶が。ところが母にレシピを訊ねるとメモを無くしてしまったと言います。

年末に録画したNHKのドキュメンタリー『一本の道』アイルランド編を観ているとティーブラックというハロウィーンの伝統菓子が出てきました。手元にあるアイルランドのレシピ本をめくると、材料に「ミックススパイス」があります。お菓子用にスパイスを混ぜた調味料なのですが、日本では手に入らないので作るしかない。レシピをネットで探すと日本でイギリス風(アイルランドとイギリスは食文化が似ています)ミックススパイスを手作りしている方のサイトがいくつか出てきました。親切な人は多いですね。

いくつかのレシピから家に揃っているスパイスで作れるもの、更にオールスパイスを使っているものを選択しました。何故オールスパイスを使っているレシピなのか?ミックススパイスについて調べているうちにティーブラックの名前が消えかかり、キャロットケーキが頭の中で点滅していたのです。

次にその昔アイルランドで買った、アボカカフェのレシピ本でキャロットケーキの項目を読むと、バッチリ材料にミックススパイスが書かれています。やったね。ミックススパイスで作るのはキャロットケーキに決定。

リッラカッテンさんのレシピのシナモンを出来上がったミックススパイスに置き換えて、年末に作ったルッセカットの残りの干しブドウを加えて、懐かしのオールスパイス入りキャロットケーキが完成です。

と、ここまでが「色々あって」の色々の部分です。

実はかなり長い間キャロットケーキはテーマだったのですが、これで探求熱がようやく収まりました。オチが無いのが心苦しいですが、イギリスの番組で始まって、イギリスのスパイスで終わってみました。ちなみにカットしたケーキとホールのケーキが写っていますが、1台焼いたものの気に入らず、2台目を焼きました(1代目は卵の泡立てが十分でなく真ん中だけが膨らんでしましました)。カットしているのは1台目の方です。まだ食べていませんが、2台目の方が美味しいと思うんですよね。一人ベイクオフ。

これにて今日のフクヤ通信は終わり。

ミタ

ティーブラックが消えた理由の一つは、ドライフルーツ入りのケーキを家人があまり好きでない事と、放送で観たケーキがあんまり美味しそうじゃなかったんですよね…。

あ!写真のArabia Kosmosのブルーを明後日アップしますね。


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冷蔵庫を整理してお菓子を作って名前の日について考える

年末年始の買い物で冷蔵庫がいっぱいになったので、半端に残っていたクリームチーズとカッテージチーズを使い切るためにケーキを焼きました。

クリームチーズとカッテージチーズを普段のパウンドケーキに混ぜただけの適当レシピ。ただ、バターの量はかなり減らしました。ついでに、冷凍庫にあったミックスベリーをトッピングして、上にアーモンドパウダーの入ったクランブル生地を散らしてみました。

撮影に使ったプレートとカップは一昨日新着でアップした、アラビアのVenla(ヴェンラ)。ヴェンラとはフィンランドの女性の名前です。

ヴェンラの名前の日は6月2日。名前の日とはヨーロッパ各国にある習慣で、1月1日、2月29日、12月25日を除く362日それぞれに名前が振り分けられています。元々は聖人の名前が付けられていた(2月14日は聖ヴァレンタインなど)のが、いつしか普通の名前も聖人の名前と一緒に振り分けられるようになりました。もちろん名前には流行があるので、フィンランドでは5年ごとに見直して、新しい名前を追加したり、古い名前を削除しているとか。

なんだか日の出っぽくておめでたい感じがするので、今日のデコレーションに選んだのですが、ヴェンラの明るい色彩は、北欧で一番日が長く明るい6月のイメージなのかも知れません。

それでは、皆さま、良いお年をお迎えください。

ミタ

ちなみに、明日の12月31日のフィンランドの名前の日は「Silvo」と「Sylvester」。「Sylvester」とはドイツ語で「Silvester」の事。ここでピンと来た人がいるのでは?12月31日のジルベスターコンサート(Silvester Concert)はこの日の聖人ジルベスターの名から来ているのです。今年の文化村の中継、カウントダウンに何の曲が使われるのでしょうかね?


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2017年アドヴェントカレンダーが完成しました


Hyvää Joulua!
God Jul!

皆様、良いクリスマスをお迎えください。

今年はフクヤの各SNSで12月1日から24日、そしてオマケとして今日の25日まで毎日ビンテージのプレート、カップ&ソーサーを組み合わせたセットを作り、アドヴェントカレンダー形式でご紹介しました。

裏話をすると、ブランドか偏らせない、店舗でご購入頂けるアイテムから選ぶ、同じものは使わない、といったルールを決めてスタートしました。店内のお品をざっと数えて、充分出来るな、と目論んでいたのですが、日数が進むにつれ読み通りには行かないと気が付きました。

まず、プレートは縁に柄がある物しか使えないんですよね。いい感じのプレートやカップがあっても、上手いコーディネートがどうしても出来ず、諦めた事もしばしばありました。だんだん使えるアイテムが減ってきて、途中でルールを曲げて、まだアップしていないお品から選ばざるを得なくなってしまいました。

また、6日のフィンランド独立記念日や13日のルシアの日にはイメージを合わせた品を選べば良かったとか、このプレートはこっちのカップの方が良かったとか、後になってああすれば良かったとか、こうすれば良かったとか反省もありますが、最後まで楽しく完走できたのはアップした組み合わせに頂いた感想が励みになっていたからです。ありがとうございます。

24日が近づくにつれ、何人かの方に「最後は何にするんですか?」と尋ねられ、そもそも何も考えていなかった上に切れるカードはほとんど残っていず、最後を逆算していなかった事を後悔。苦悶の結果、自宅で使っているお気に入りで〆ることにしました(地味ですが)。

そして、今日の25日もオマケとして、個人的に思い入れのある2品をアップしています。どんな思い入れがあるかはリンク先からご覧下さい。
Facebook
Instagram

25個全部は下記リンク先からご覧いただけます。
●Facebookアルバム「クリスマスアドベント2017
●Instagram ハッシュタグ「#フクヤアドベント2017

それでは、来年もどうぞよろしくお願いします。

ミタ

そうそう、新着アップは年内あと1回、12月28日にもあります。忘れずにアクセスしてください。お楽しみに!!


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掲載誌「マドリーム Vol.17」のお知らせ

掲載誌のお知らせです。掲載誌と言っても、紙の雑誌ではなく、電子雑誌。初めての電子雑誌での掲載なので、どこをどうやってイメージを伝えればいいのか分からず、とりあえずタブレットの写真を撮ってみました。

『マドリーム』は不動産・住宅情報提供会社ライフルホームズが出している、インテリアに重点を置いた無料のライフスタイルマガジンです。毎号女性をターゲットにした特集を組んでいて、今回はヴィンテージ特集。なかでも北欧のヴィンテージにポイントを絞っているということで、当店のArabia Orri ピッチャーを取り上げてくださいました。

巻頭の1ページ目にこの様に掲載されています。

「詳しく見る」をクリックすると、説明と一緒に他の写真が出てきます。紙の雑誌と違って重層的な構造が面白いなあ。

目次はこちら。インテリアにご興味のある方でしたら、きっと楽しめるでしょう。この内容が無料で読めるのがいいですね。タブレットでも読めますが、パソコン画面の方が見やすかったです。

「マドリーム vol.17」のトップページは下記リンク先からどうぞ。
https://madream.jp/book/vol17/
掲載ページ「ほしいモノLIST」は下記リンク先からご覧ください。
https://madream.jp/book/vol17/#!2
下記リンク先の「マドリーム」のホームページからはバックナンバーもご覧いただけます。個人的にはvol.16の「猫がすき」特集が気になっています。
https://madream.jp/

バックナンバーも簡単にアクセスできるのが便利。電子雑誌に興味が湧いてきました。

ミタ

そういえばフクヤも電子書籍を販売しています。下記画像のリンク先からどうぞ。


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タイポグラフィーのデザインが素敵なキャニスター

タイポグラフィーとは、活字の意味ですが、その活字をデザインにアラビアで作った1960年代の保存容器シリーズがあります。特にシリーズ名は無く、アラビアの当時のカタログにも「Purnukka(ジャー)」としかありません。

表面には様々な活字体を使い、「コーヒー」の言葉が上からフランス語、フィンランド語、スウェーデン語、ロシア語、英語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語の9ヵ国語で書かれています(調べるのが大変でした!)。

デコレートデザインはエステリ・トムラ(Esteri Tomula)」。このコーヒー以外に、紅茶、砂糖、小麦粉用があり、いずれもそれぞれ、9つの言葉がデザインされています(小サイズは6ヵ国語)。

文字とはそもそも言葉(音)を書き表すための単なる記号ですが、使われている活字から音を連想することがあります。例えば、太い文字なら大きな音を、細い文字からは高い音を、といったことは誰でも心当たりがあるのではないでしょうか。

手元の本によると、異なる活字や様々な太さ、大きさの文字を自由に組み合わせて使ったグラフィックデザインは、1910年代半ばのダダイスムから始まったようです。

今では日常的なタイポグラフィーデザインですが、100年前はかなり斬新で新鮮に映ったことでしょうね。

このキャニスターがデザインされた60年代はポップカルチャー全盛の頃で、うねるような文字を使ったサイケデリックデザインが流行しました。サイケデリックな文字デザインを施したユニークなデザインも作られています。2012年にその製品について書きましたので、合わせてお読みください。
魅惑のサイケデリックデザインの意外なルーツ

それにしても、ビンテージの製品を見るたびに、これらのデザインが手で描き起こされている、ということに心打たれます。実際私が学校を卒業し、デザイン系の会社に入った時もコンピューターは無く、フォントを手でトレースしてデザイン上にレイアウトしてあれやこれや考えていたので、その作業は何となく想像が出来るからです。まあ、私の頃はコピー機がありましたから、縮小や拡大は機械がやってくれたので、まだましでしたが。

こちらのキャニスターは下記リンク先からどうぞ。手描きフォントの味わいをじっくりとお楽しみください。
Arabia コーヒー豆キャニスター (大)
Arabia コーヒー豆キャニスター (小)

ミタ


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