北欧料理と編み物で夜は更けて Part2

季節外れなのですが、12月のスウェーデンのお菓子「ルッセカット」を焼きました。スウェーデン人から見たら、2月に餅を食べているような、3月に節分の太巻きを食べているような感じに見えるかも。先取りはなんとも思わないのに、遅れていると妙な気持ちになるから不思議。

それはともかく、生地の半分はセムラに使われるアーモンドペーストとチョコを巻き込んでサフランロールにして2種類作りました。

沢山のお菓子を焼いたのは、編み物作家「しずく堂」さんの呼びかけで開催した『編み物会という名のおしゃべり会』のためです。

私は作りかけだった『すてきにハンドメイド』掲載のカゴを、他の人たちは『北欧テイストの部屋づくり』掲載のオーナメントを編みました。どちらもしずく堂さんのデザインです。

しずく堂さん(中央)の指導で編む編む。

おしゃべりして、大笑いして、作品も出来上がって、楽しい1日でした。

ちなみにタイトルが「Part2」になっているのは、2年ほど前に同じような会を開催したからです。1回目の参加者だった、ノルウェー夢ネットの青木さんは、今回はインフルエンザで欠席。青木さんには四角を三角に編む芸を今回も披露して欲しかったのですが、残念でした。

今回使った、しずく堂さんの作品掲載本は下記リンク先からどうぞ。

ミタ

冒頭のイメージカットのお皿はグスタフスベリのGratulationstallrikシリーズ。お祝いの気持ちを伝えるイヤープレートです。


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2017年アドヴェントカレンダーが完成しました


Hyvää Joulua!
God Jul!

皆様、良いクリスマスをお迎えください。

今年はフクヤの各SNSで12月1日から24日、そしてオマケとして今日の25日まで毎日ビンテージのプレート、カップ&ソーサーを組み合わせたセットを作り、アドヴェントカレンダー形式でご紹介しました。

裏話をすると、ブランドか偏らせない、店舗でご購入頂けるアイテムから選ぶ、同じものは使わない、といったルールを決めてスタートしました。店内のお品をざっと数えて、充分出来るな、と目論んでいたのですが、日数が進むにつれ読み通りには行かないと気が付きました。

まず、プレートは縁に柄がある物しか使えないんですよね。いい感じのプレートやカップがあっても、上手いコーディネートがどうしても出来ず、諦めた事もしばしばありました。だんだん使えるアイテムが減ってきて、途中でルールを曲げて、まだアップしていないお品から選ばざるを得なくなってしまいました。

また、6日のフィンランド独立記念日や13日のルシアの日にはイメージを合わせた品を選べば良かったとか、このプレートはこっちのカップの方が良かったとか、後になってああすれば良かったとか、こうすれば良かったとか反省もありますが、最後まで楽しく完走できたのはアップした組み合わせに頂いた感想が励みになっていたからです。ありがとうございます。

24日が近づくにつれ、何人かの方に「最後は何にするんですか?」と尋ねられ、そもそも何も考えていなかった上に切れるカードはほとんど残っていず、最後を逆算していなかった事を後悔。苦悶の結果、自宅で使っているお気に入りで〆ることにしました(地味ですが)。

そして、今日の25日もオマケとして、個人的に思い入れのある2品をアップしています。どんな思い入れがあるかはリンク先からご覧下さい。
Facebook
Instagram

25個全部は下記リンク先からご覧いただけます。
●Facebookアルバム「クリスマスアドベント2017
●Instagram ハッシュタグ「#フクヤアドベント2017

それでは、来年もどうぞよろしくお願いします。

ミタ

そうそう、新着アップは年内あと1回、12月28日にもあります。忘れずにアクセスしてください。お楽しみに!!


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黄金に輝くルッセカットを焼きました

スウェーデンは日本と同じく、様々な節目を祝う特別な食べ物があります。イースターの前に食べる生クリームを挟んだパン、セムラは最近は知名度が上がって、カフェなどで提供するところも増え、北欧に感心のある方なら一度は耳にしたことがあるでしょう。

セムラ程日本では知られていませんが、12月13日に食べるスウェーデンの祝い菓子に「ルッセブッレ」があります。ルッセブッレについて、3年前に詳しく書いたので、いわれについてご興味があれば是非リンク先をお読みください。
12月13日はルシアの日

昨日、13日を1週間も過ぎてしまいましたが、ルッセブッレを焼きました。

ルッセブッレには様々な形があり、それぞれにユニークな名前がついています。ちょっと変わった形も作ろうかと頭をよぎりましたが、結局一番一般的なルッセカット(ルシアの猫)。くるんと猫の尻尾のように巻いた形が特徴です。初心者には基本は大事。

形は基本ですが、何年か前にスウェーデンの友人が「生地にカッテージチーズを入れるといいわよ」と教えてくれたので、今回はカッテージチーズを入れて焼きました。

焼きあがったルッセカットを割るとサフランで色付けした鮮やかな黄色が輝くように現れ、口に含むとサフランの特徴的な香りがふんわりと広がります。本当はもっとシュッとした形にしたかったのですが、膨らみ過ぎちゃいました。でも味は今まで食べた中で一番好きかも?(去年食べた味の記憶が薄れているだけという気もしますが)

カッテージチーズを入れたレシピの分量はスウェーデン在住の布作家、オルソン恵子さんのブログを参考にしました。作る手順は以前参加したスウェーデン料理教室でハナトモさんに教わったレシピを参考にしました。

オルソンさんはレシピを公開されているので、是非ご参考下さい。ハナトモさんは公開されていないのですが、なるほどと思う工夫がレシピにありました。ビックリするほど黄色く色づいたのはそのコツのおかげかと思っています。もし、ご興味があれば、ご来店の時に聞いて下さると、こっそりお教えしますね。

サフランパンと言えば、北欧料理研究家の佐々木千恵美さんのイベントで食べたサフランクランスは美味しかったなあ(写真左上のリング状のパン)。

生地にセムラに入っているアーモンドペースト、チョコレートチップ、オレンジの何か(←なんだっけ?)が巻き込んでありました。フィリングのハーモニーは流石食材を知り尽くした佐々木さん。

同じようには出来ませんが、サフランが残っているので、気持ちにゆとりがある時にでも似たものを作ってみたいです。

ミタ
写真に使っている商品は下記リンク先をご覧ください。
ルシア祭のクリスマスプレート→Gustavsberg クリスマスイヤープレート 1982年(足元に猫がいます♪)
青い小さなしずく型のプレート→Rorstrand Bla Eld アッシュトレイ (青)
金属の持ち手付きガラスカップ→Iittala Tsaikka グラス(ブルー)
ガラスのケーキスタンド→Arabia/Nuutajarvi Miranda ケーキスタンド (クリア)(12/21アップ予定)

あ、そうそう。カッテージチーズは裏ごししたものを使うか、粒の場合はあらかじめ裏ごししてください。これは絶対に覚えておかないと後悔します。粒なんて捏ねているうちに簡単に潰れるだろうと思っていたのですが、結構頑固で、結局目立つ大きさのものを生地から取り出しては潰すという眩暈のするような細かな作業をする羽目になり、終わってからちょっとフラッとしました。


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お父さんのカップはいりました

もう12月も半ばなのに、12月になって初めてのフクヤ通信です。先月から今月半ばまでバタバタしていて、しばらくアップしていないなあとは思っていたのですが、まさかの15日ぶり。こんなに間隔が空いたのは初めてではないかしら。気が付いてあらためてビックリ。

何も無かったわけではなく、むしろ色々とイベントがありました。10月28日に『北欧ぷちとりっぷ』があり、12月初めにはその打ち上げに参加して、フィンランドで買ったモルトを使って自家製ビールと、そのモルトの残りで作ったパンを持参しました。11月には3回目になる『北欧ガラクタ市』を開催して、沢山の方にご来店頂きました。12月半ばには北欧料理研究家の佐々木さんのセミナーに参加して美味しい北欧菓子も食べたっけ。

それより遡る10月には、アイスランド映画『YARN 人生を彩る糸』とノルウェー映画『ヒトラーに屈しなかった国王』の試写会にも行きましたが、ご紹介しないうちに公開されてしまっていてやや焦り気味。

さて、それらの宿題は後にして(果たしてやるのかしら?)、直近の話題としては、デンマークからごそっと入荷がありました。デンマークには親しい友人がいて、私の好きそうなものを探してくれ、何に数回溜まった時にまとめて送ってくれます。もちろん事前に見せてくれた写真から選んではいるのですが、何か月も後に届くので箱を開けるまで結構忘れているものがあります。

その中のひとつが、このロールストランドのFars kopp(スウェーデン語で「お父さんのカップ」)。

既にアップしているRorstrand Mars Kopp (お母さんのカップ)と合わせればペアになります。本来はソーサー付きのお品ですが、どちらも仲良くソーサーなし。容量が300cc以上入る大きなサイズですので、マグのように使えます。

このシリーズは手描きの装飾が魅力のひとつ。今では手描きはロールストランドでは作られなくなりました。それどころか、スウェーデン国内の生産も無くなりました。貴重な古き良き時代の製品を、ご両親への贈り物に、あるいはカップルでお揃いで持ってはいかがですか。毎日の朝食にたっぷり容量が便利ですよ。

クリスマスプレゼントにもいいかも知れないと思い、入荷したばかりのホヤホヤのお父さんのカップを、今週木曜日(12月21日)に急遽アップすることにしました。

さて、カップ以外にもいろいろ届いています。ポットやランプ、ジャーやピッチャーといった大きな物と、布製品は片付けてしまったので、小さなものだけしか写真にありませんが、大体はこんな感じ。

これらは、来年あたりからボチボチアップしていきますね。なにせ、まだまだフィンランドで買い付けたものや、ノルウェーの製品が順番待ちであるものですから。

それでは、今週のアップをお楽しみに。

ミタ


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スウェーデンの夏の自然を目でも舌でも味わう

スウェーデンの宿の庭に咲いていた野ばら(イヌバラ)です。スウェーデン語でNyponros(ニーポンロス)。

ロールストランドのシリーズに、そのままズバリNyponros(ニーポンロス)と名付けられたシリーズがあります。

以前Nyponrosについて書きました。
スウェーデンに咲いた美しい野バラのプレートとカップ
作者のジャッキー・リンドについてはこちら。
English man in・・・

Nyponrosは絵や写真では何度も見ていますが、夏にスウェーデンに来たことは無かったので、実物は初めて見ました。花ではなく、実(ローズヒップ)が生っているのは、秋の買い付けでいつも目にしています。スウェーデンでは、そのローズヒップを使ったスープ「Nyponsoppa(ニーポンソッパ)」というデザートスープがあります。ニーポンソッパはいつかチャンスがあれば食べてみたいスウェーデン料理のひとつ。

閑話休題

2日目1軒目。

ここでお昼ご飯をご馳走になりました。パンと具が出てきて自分で好きなだけ乗せるスタイルは、典型的なスウェーデン飯。

食後に手作りのケーキが出てきました。上にたっぷりと乗っているのは、野イチゴです。スウェーデン語でSmultron(スムルトロン)。酸味が強く、甘いケーキと合わせると美味しい!

庭に自生しているものを摘み取ったといい、実際になっているところを見せてくれました。

Smultron(スムルトロン)も様々なスウェーデンの食器や飾り陶板に描かれているものは見ていましたが、実物を目にするのは初めて。夏に来ると、スウェーデンの製品がいかに夏の自然からモチーフを得ているのを実感します。

さて、それはともかく、この日の2件目で面白いものを見つけました。カップにかぶせるように板が付いているのが分かりますか?

これは、男性がコーヒーを飲む時に口髭が汚れないようにするためのカバーです。男性が口髭をはやしていた時代の製品。買い付けはしませんでしたが、面白かったので記録用に写真を撮りました。

そして、翌日に訪問したディーラーさん宅でお昼ご飯をご馳走になりました。こちらでもクラッカーに好きな具を乗せるスウェーデン方式。手前にある黄色い実はヨーロッパでは古くから食べられている食用のほおずきです。

そうして、午後から夕方にかけてもう数軒周って、スコーネでの買い付け終了です。

スウェーデンを立つ日は、梱包した荷物を発送の手配をして、お世話になった宿の部屋を片付け、いよいよ夏の最終目的地、デンマークのサマーハウスへと出発しました。

ところで宿にあった、スウェーデン名物たらこチューブ、Kalles Kaviar(カッレスキャビア)のキャラをプリントしたクッションがツボにはまりました。

欲しいなあ。

ミタ


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