ケーキ、青くなっちゃいました

こんにちは。先週、Fukuya移転のお知らせに早速「(店舗開放の日には)駆けつけます!」というメールをいただいて、嬉しい限りです。
待ってます!
さて、引越しに備えた「冷蔵庫からっぽ大作戦」の一環として、IKEAのミートボールセットに付いてきた、リンゴンベリージャムでパウンドケーキを焼きました。
材料を混ぜているとき生地が「灰色」だったので一抹の不安を感じたのですが、焼き上がりは「青緑色」で安心しました♪
1127anemon_blue.jpg
って、そりゃ灰色よりはましですけど、青緑もどうかと・・・。
どうやら、リンゴンベリーの青い色素と、卵の黄色が混ざった結果のようです。
赤い実と思っていたけど、実は青かったのね。
ここはもう、ケーキプレートもブルーでブルーケーキ祭りです。
あわせたのはRorstrand Anemonのブルーのケーキプレート。ブラウンが人気ですが、ブルーもなかなか。
1965年から68年まで生産されていたシリーズで、絵がかすれたりぼやけたりしているところが、素朴でかわいらしいです。
Anemonはおそらく、紙に柄を印刷したものを1枚1枚職人さんが食器に貼り付けた、転写紙プリントによる絵付けではないかと思います。
(はっきりとは分りませんが)
転写紙プリントの歴史は以外に古く、1757年にイギリスのロイヤル・ウースターが銅板転写の方法を採用したと言う記録がありました。この発明で食器の大量生産が可能になったそうです。
1757年と言えばマリー・アントワネットが生まれたのもこの頃。まあ彼女は大量生産品は使っていなかったと思いますが。
さて、そうやって絵付けをしているので全部同じようにできているのかと思いきや、一点一点微妙に青の濃淡やかすれ具合、時には柄の位置までずれていることがあるのが面白いです。
結局、便利な方法が発明されても、作っているのは「人」って言うことなんでしょうね。
21世紀の現在は、更に技術が進歩しどれも美しい発色の反面、当時のような「味」がなくなってしまったように思います。
私は、現在のパッキリクッキリの絵付けには、どうも魅力を感じないのですが、技術の進歩に尽力した方々のことを思えば、わがままな意見ですよね。
あ、話は戻りますが、ケーキの味は家人に好評でした。色は笑われましたが。
ミタ


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事務所移転と12月の営業

こんにちは。もうすぐ12月、一年で(なぜか)一番忙しい時期ですね。
こんな忙しい時期に何ですが、Fukuya来月移転します!
そのため12月は9日から17日まで臨時休業となります。この間、できるだけチェックはしますが、メールの返信等遅れることもございますので、ご了承ください。
さて、とはいえ只今、事務所兼自宅を建設中で実はまだ完成していないのです。
昨日写真を撮ってこようと思ったのですが、現場はまだ海のものとも山のものとも分らない状態で、床壁天井が出来上がっているところは資材置き場と化し、まだ仕上がっていない部分はコンクリの箱の中で粋でいなせな大工さんが、電動ドリル片手に詰まっている状態。
1124fukuya.jpg資材や大工の写真ばかり撮ったところで何も分らないので、掲載断念しました。
で、替わりといってはなんですが、模型写真です。これでイメージできますか?(無理か・・・)
移転の暁には年に数回は「お客様来店企画」なんてやりたいなあと、計画を立てています。その際には是非覗きに来てください。冷やかしでもOKです。
場所は東京都世田谷区の駒沢公園に程近いトコロ。駅で言うと東急東横線の自由が丘か都立大学、東急田園都市線の桜新町からいずれも徒歩20分・・・言い換えればどの駅からも遠いってこ・・・あ、でも散歩には快適な距離ですね!
いい季節を選んで開催しますので、ついでに駒沢公園で花見なんてどうですか?そうそう、それからバスだって有ります!バス停は目の前です!(必死?)
とにかく、次回はもうちょっと様子の分る写真を掲載したいと思っています。
ミタ


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冬の保存食

アンティークショップから「ウオシッキネンのジャムジャー入荷するけれど、欲しい?」というメールが来たので、早速注文したのが先月末。
ところが荷物の到着まで、二週間以上もかかってしまいました。
思ったより時間がかかったので、送り状をチェックしてみると「送るよ」と言った日から実際に送られたのはその一週間後、そして本国を出たのが更に四日後のことでした。
夏場は一週間もたたずに到着していたのに、こののんびりさ加減はいったい・・・?
先日もデンマークのショップ店主から「来週カナリー諸島に行くの。美味しいワインに暖かい気候・・・寒くて暗いこの国を出るのが待ちきれない!」とメールが来ていましたっけ。ああ、でもその前に私に荷物を送るのを忘れないでね・・・。
がんばれ北欧の人々、特に郵便局員の皆様。と、代わってあげられないけれど、せめてエールを贈っておきましょう。(心の中で)
1117pomona.jpgで、前置きが長くなりましたが、やっと届いたのがこの写真のジャムジャー、ArabiaのPomonaシリーズです。
製造は1960年代、40年近い年月を経ている割には保存状態が良くきれいなコンディションでの入荷です。
冬の厳しい北欧では、冬場のビタミン補給用保存食としてジャムを作るそうです。日本の東北でのお漬物と発想は同じですね。
ですから、様々な種類のジャムが作られるのですが、このPomonaシリーズはそれぞれのジャムの種類に合わせた絵柄が作られていて、全種類集めてみたいほど。
明るい絵柄は、暗くて寒い北欧の冬を少しでも暖かく演出するのでしょうね。
今回入荷は、オレンジマーマレード用の大きいサイズと、イチゴジャム用の小さいサイズです。もちろんジャムだけでなく、コットン入れや小物入れなどにも使えますよ。
来週アップ予定です。お楽しみに。
ミタ


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Rorstrand250周年記念モデル

ちょっと到着が遅めで心配していたスウェーデンからの商品が、昨日ようやく届きました。
1116sylvia.jpg今回初めてFukuyaに入荷したのは、こちらのスミレ柄のSylviaシリーズです。
これはRorstrandの創立250年記念モデルで、デコレートデザインはSylvia Leuchovius。
1976年発表の作品です。
さて、そのRorstrandの創立は1726年、ヨーロッパで二番目に古い陶器メーカーです。実はArabiaは1873年にRorstrandによって、子会社として設立されたのが始まりだそう。
ところが、20世紀になってからRorstrandはUppsala-Ekebyの傘下となり、その20年後フィンランドの企業Wartsilaに買収されたと思ったら、その数年後にはGustavsbergに買収され、現在はHackmanグループに、という激動の歴史をたどります。
このSylviaが作られた1976年は、Uppsala-Ekebyとの20年にわたる関係の真っ最中。
まさかその10年後に、めまぐるしい企業間の買収劇に巻き込まれるとは思えないほど、穏やかで優雅な姿です。
スミレの花言葉は「誠実」。様々な企業の傘下にありながら、今でもRorstrandという社名を守り、古い歴史を大切にしている企業そのものの花言葉のような気がします。
ミタ


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気になるカップル

1110saga.jpg今日ご紹介するのは、ノルウェーFiggjoのSagaシリーズです。
写真の商品は小ぶりのスープチュリーン(スープを取り分ける前に入れておく食器)です。
両側に持ち手が付いているので、熱いスープを入れていても持って運べるようになっています。
でも小さいので、せいぜい二人用かな。
むしろ、鉢カバーとして使ったり、ポップコーンなどを盛り付けた方がかわいいかも知れません。
Saga(サガ、サーガ)とは12世紀から14世紀に編纂された北欧に伝わる英雄伝説のことで、ノルウェーには中世を舞台に歴代の王の物語を描いた”王のサガ”が有るそうです。
絵本から抜け出したようなかわいらしいイラストは、冠を頂いたお姫様とバイオリン奏者です。よく見るとお姫様の表情はなんだか悲しげなのが気がかりですし、この二人の組み合わせもちょっと不思議。
実らぬ恋?いやいやそれにしては、男性はおじさん過ぎるような?
それじゃあ病気のお姫様を、音楽で治したとか?
もしかして、まったく関係ない二人なのかな?
見れば見るほど空想が広がっていくようなイラスト。身近に置いて楽しみたいですね。
Sagaにはチーズボードも入荷していますよ。
こちらに描かれているのは、ちょっと憂鬱そうな表情の紳士。
何が彼にあったのか?うーん、ますます気になる。
ミタ


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