フィンランド、ドーナツと猫と買い付け

随分と間が空いてしまいましたが、フィンランド春の買い付け編の2回目です。もう4月に入るというのに、朝は地面が真っ白になるほど冷え込むフィンランド。

ところで、立ち寄った大型スーパーにアーノルドドーナツのコーナーがありました。2013年に日本に上陸しましたが、今年(2019年)店舗は閉店。今は催事だけになっているのかな?

ドーナツをデザインした持ち帰り用の箱がかわいい。日本のは茶色だったかな?

日曜日は宿の近くのスーパーに。日曜日は総菜コーナーと併設のベーカリーがお休みなのが、フィンランドらしい。日本なら書入れ時とオープンしていますよね。ベーカリーはお休みでしたが、レジの外側にこんなカートが置かれていました。

前日の売れ残りを無料で提供しています。見ていると高校生くらいのグループが次々手に取って食べていました。食べ盛りだもんね。食料廃棄を出さない思い切ったアイデアですが、日本では「もし何かあったら」と二の足を踏んでしまうお店が多いだろうなあ。

もちろん買い付けもしています。

こんなものを色々と。

買い付けた猫柄のお皿をSNS用に撮影していたら宿猫スムが乱入してきました。どうも、テーブルに器を置いたコトっという音でご飯が出てきたと思ったようで、器をのぞき込んでガッカリ。

一方スムの娘のトフィーは宿の中でちゃっかりテーブルについていました。

ドーナツは買わなかったけれど、手作りシナモンロールをもらって頂きました。美味しかったです♪

フィンランド買い付けは続く。

ミタ


↓Fukuyaのお店へはここをクリック↓

フィンランドで宿猫に再会

毎日暑いですね。それではフィンランドの雪景色をどうぞ!

というわけではなく、買い付けの後半フィンランド編です。そろそろ4月になろうって時なのに、寒いよ、フィンランド。

いつもの宿へ向かう道を、フワフワした毛があちこちに飛んでいるなあと思いつつ進んでいると、道端に車が2台止まり、運転していた(と思われる)60代くらいの女性が脇に立っています。

車と車の間を見ると、鹿が1頭倒れていました。フワフワの毛の発生源はここ。恐らく絶命。鹿と衝突したと思われる女性は、自治体か何か、しかるべき管理局が引き取りに来るのを待っているのでしょうか。

それにしても、こんな開けた、車も大してスピードを出さないような道路で野生動物との衝突事故があるなんて(高速道路では頻繁に動物の死体を見ます)。

さすがに事故の写真は撮れなかった

なんだか暗い気持ちになりながら、いつもの宿に到着すると、こちらでは元気なフワフワのお出迎え。

太って見えますが案外軽く毛がフワフワなだけ

よしよし

おや、トフィー(名前)もおうちに入るのね。よしよし。

そこはちょっと困る。

荷物を広げ、パソコンなどセッティングし、WiFiのつながりなど確認して、近くのスーパーへ買い出しに行きました。

スウェーデンに比べ、フィンランドのパッケージデザインってイマイチだったのですが、最近はかわいいのが増えました。

いわゆる”北欧デザイン”っぽいパッケージが増えた

スウェーデンでイースター飾りが売っていて気が早いと思っていましたが、フィンランドでは何と既にシマが売っていました。

シマは5月1日のメーデーに飲む微炭酸&微アルコール飲料。以前フィンランドの人に「シマってメーデー以外では飲まないの?」と尋ねると「メーデーの日だけね、どうしてだか」と答えていたので、早めに買う人はいないような気がするのだけれど、買うのかなあ?

3月終わりのヘルシンキ近辺の日没は夜の8時ごろ。信じられないほど明るいけれど、既に夕方。 この日は一休みして、翌日からフィンランドの買い付けスタートです。

ミタ


↓Fukuyaのお店へはここをクリック↓

スウェーデン買い付け終了、そしてフィンランドへ

前回、マルメでミートボールを食べた話で終わっていました。最近は郊外ばかりで買い付けをしていて、マルメで買い付けることは無くなっていたのですが、せっかく来たので数年ぶりに古い付き合いのお店を覗いて買い付けをしてきました。

買い付け品を手にまた郊外の滞在している家へ戻ります。3月の終わりとは言え、日本の感覚からだと冬の光景。畑の緑は、サトウダイコン(甜菜)かな?

砂糖というとサトウキビから作られるイメージがあったのですが、考えてみれば北欧のような寒冷地でサトウキビが生産できるわけはないですね。

それでも、春の到来を告げるクロッカスが咲いていました。

そしてスーパーには春の行事、イースターの羽飾りが既に売られていました。イースターは移動祝日で、2019年は4月21日。猫柳の枝にカラフルな羽を飾るのはスウェーデンとフィンランド独特の習慣。

黄色いのが鳥の羽

マルメの翌日は初めて行く街で買い付け。慣れないところなので、あまり沢山は買い付けられませんでしたが、その分、良い物を厳選しました。

この2日間に買い付けたものを梱包して、再び出荷のために倉庫持ち込み。さすがにこの日はスムーズに事は運び、無事出荷完了。

いってらっしゃーい

宿に戻ったら、 1週間お世話になった部屋の掃除と荷造りです。2階の寝室。

1階のキッチンとリビング。

梱包部屋と化していた地下のプレイルーム。

さようなら、スウェーデン!

そして、こんにちは、フィンランド!

雪……だね?

やっぱりフィンランドはスウェーデンよりも更に冬の景色。

続く

ミタ


↓Fukuyaのお店へはここをクリック↓

出荷第1弾、そしてマルメグルメ

スウェーデン買い付けが半ばになり、それまでに買い付けた分を一旦出荷することに。実は前回までは友人の家に集めて、そこに集荷に来てもらっていたのですが、運送会社のルール変更のため、倉庫に直接持ち込みになってしまいました。

初めてのことなので、日本にいる数か月前からやり取りを繰り返し、持ち込みの日にちと時間を決め、約束通り指定の倉庫まで行ったにも関わらず、受け付けの人に「何のことか分からない」と言われ、受け取り拒否!

現場に担当者は不在。メールしても返信なし。会社に電話したら「どこに行ったか分からない」と返事。

どんどん気持ちが追い込まれ、ドキドキが止まらない。

胸がきゅっとなる思いをしながら、10分か15分ほど待ったころでしょうか、こちらのメッセージを受け取ったようで、「受付に連絡したからもう大丈夫」とメールがあり、やがてフォークリフトが登場し、無事受け取ってもらえました。その時間がどんなに長かったか。

持って行きまーす

それにしても事前のやり取りは何だったのか。本人が待機していないのは良しとしても、なぜ予め受け付けに伝えていないのか。日本なら考えられない手際の悪さ。「みんなが定時で帰れるの当たり前よね…」と、フォークリフトが倉庫に吸い込まれるのを見送りながら、ついつい口に出てしまうのでした。

まあいいや。とりあえず腹ごなし。マルメの街に足をのばしました。

バスが電気バスだった

マルメは随分長くあちこち工事していましたが、それも終わったようで、きれいになった街を散策しながら目的地へ。

目指すは2016年にオープンした『Malmö Saluhall』。1898年に出来た古い倉庫を再開発して出来たフードホールです。

お昼時だったので沢山の人が昼食に訪れていました。特に行列が出来て人気があったのが、ラーメン屋さん。ラーメンは本当にメジャーになりましたね。

折角だからスウェーデンらしいものが食べたいなと館内を周って『今日のランチ鹿肉(だったかなあ)のミートボール』と掲げたお肉屋さんへ。

チップの支払い方法にスイッシュ (電子決済)があるのが、いかにもスウェーデン

美味しかった。お店の人もとっても感じが良かった。荷物も無事出荷できたし。終わり良ければ全て良し。

フードホールのベーカリーで翌日朝食用にカルダモンロールとシナモンロールを購入。

ところで、最近北欧では再開発されるとフードホールになる事が多いですね。マルメの駅も初めて行った十数年前は何もなかったのに、今はフードホールに。

オープン時は北欧らしい料理を出すお店が並んでいましたが、いまは多くがアジアなどのエスニック料理のお店です。もちろんお寿司屋さんもありました。

お寿司のランチセットメニューの名前が『KIRO』と『AKA』。スウェーデン語かなあ、でも寿司なんだから日本語かなあ…とまじまじと見ていて、ハッと気が付きました。

『AKA』は『赤』、そして『KIRO』は『白』だ!

スウェーデン語に詳しくないのですが、 重さの単位のキロをスウェーデン人が「シロ」と発音するので、 いつしか「Ki」の読み方を覚えていました。まさかこんなところで役に立つとは、いや、別に役に立ってはいないか。

ようやく、スウェーデン買い付けは残り半分となりました。

続く。

ミタ


↓Fukuyaのお店へはここをクリック↓

ワッフルの日に椀子ワッフル状態

こんにちは。春の買い付けブログの続きです。あまりにも間が開き過ぎて、前回の続きに何を書こうとしていたのか忘却の彼方…。

えっと、行こうと計画していたショップが臨時休業で、慌てて別のディーラーさんに連絡取ったら、なかなか返事が来ないし、時間が迫っているし、って話でしたね。

結論から言うと、連絡が来て、本当は出発したかった時間より30分遅れで目的地へ向かいました(記憶が薄れて経過が良く分からなくなってきた)。

美味しかった、ワッフル。

伺った日が3月24日。翌日の3月25日はスウェーデンのワッフルの日、ということで手作りワッフルをご馳走になりました。砂糖少な目の酸味のある手作りジャムがさっぱりと美味しく、キッチンで次々焼いて、次々運んでくれるので椀子蕎麦ならぬ、椀子ワッフル状態。

あまりにも美味しかったのでレシピを尋ねると、本の写真を撮らせてくれました。

「え?本のレシピなの?」と侮るなかれ。このレシピ本『Sju sorters kakor』は1945年に刊行以来、版を重ね、2017年には第100版、380万部の売り上げを誇り、スウェーデンの家庭に必ずあると言っても過言ではないのです。ディーラーさんもおばあさまから譲り受けたとか。

料理というのはレシピ通り作ってもおいしく出来るとは限らず、おばあさまから伝授されたコツは、粉を何回にも分けて入れ、そのたびにしっかり混ぜる事とか。今度やってみよ。

子猫のペプシが少し大きくなっていました。黒いからペプシ。

もちろん、片道2時間弱もかかって行ったのだから買い付けもしっかり頑張りました。現地では記録程度しか撮らなかったので、宿に戻ってから撮影した、しかも他の場所で購入したものも混ざった、ロクな写真ではありませんが。

翌日は日本滞在中から予約していたディーラーさんのところへ。このディーラーさんは定期的にデンマークへ仕入れに行っているので、スウェーデンだけでなく北欧各国のものが集められるのがありがたい。今回もノルウェーでのフィッギオやフィンランドのアラビア、デンマークのクロイヨーデンなど北欧各国満遍なく買い付け。

お腹空いたでしょうと、お昼も用意してくださいました。北欧名物オープンサンド。個人的に一押しのスウェーデンローカルフード『ミートボール+ビーツサラダ』があるのが嬉しい!

そして食後のオヤツはワッフル!そう、この日こそワッフルの日当日の3月25日!

またしても椀子ワッフル!焼きたてワッフルって本当に美味しい。冷めるとしなっとしてしまう表面がパリパリで、歯ごたえはもちもち。ごちそうさまでした。

ところで、普段の食事は主にスーパーのお総菜。キッチン付きの宿に宿泊していますが、最近はスープを温めるかソーセージを焼くくらいしかしなくなりました。

気に入っているのは、スーパーのサラダバー。

野菜だけでなく、サーモン、エビ、チキン、ビーンズ、パスタ、ファラフェル(豆の揚げ団子)などなど、結構食べ応えあるのです。

ところで、スウェーデンのお菓子レシピ本 『Sju sorters kakor』 の英語版があると聞いて、スウェーデンで本屋に行く機会があると探していたのですが、なかなか見つかりませんでした。このブログを書くときにAmazonで検索したら、あっさり見つかりました。しかもKindle(電子書籍版)もあるとか。早速中古を1冊購入。

届くの楽しみ

上記画像からAmazonにリンクを貼りましたので、よろしければご覧ください。

Kindleといえば、当店の『北欧のおやつとごはん』に、本文中のビーツサラダのレシピを掲載しました。ミートボールとの組み合わせが好きすぎて書いてしまった。下記画像のリンク先からダウンロードできますので、ご覧くださいね。

380円です!

買い付けの話というより、食べ物の話ですねー。では、次回マルメで出荷編へ続く。

ミタ


↓Fukuyaのお店へはここをクリック↓