ワークショップ、フィンランドの手工芸

こんにちは。ワークショップ担当の猫営業部長のみりんです。

この前Takkuのヘイディさんがやったフィンランドの手工芸を三つ全部をいっぺんにレポートします。デキル猫はちがうの。

一個目はサーミのブレスレットです。

だいたい8人が来てくれました。

ヘイディさんが分からないところを教えています。

ぬっています。

前にもちがうデザインで作った人はそれも着けて来ていました。

それで重ねるといい感じです。

二個目はノールビンドニングという編み物で作るバッグです。

こんな風に針で編みます。

みんな底が出来るまでで時間切れです。

続きをヘイディさんが説明して終わり。

三個目はカレリア刺繍で作るポーチです。

革をカットして穴をあけるところまで出来ているので順番通りぬうだけです。

きれいにできました。

キットも売っていたのでうちのスタッフも買いました。

穴が空いているのですぐに出来たと喜んでいます。

穴開けるの大変と思うとスタッフが言っていましたけれどワタシならガブってかんたんにできる。

スタッフが持っている『最初の北欧旅行で買ったデンマークのブタ』『初めての海外家族旅行で買ったシンガポールのブタ』『子供の時におばあちゃんにもらったイギリスのブタ』にガブってやりました。

デンマークの豚はいい感じに仕上がったと思います。

じゃね!

みりん(猫営業部長)


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スウェーデン手工芸学校サマーコース1日目

手工芸学校1日目の朝にたっぷりの美味しい朝食を食べてから、食堂の一角に刺繍コースの生徒が集まって、事務局と講師のミアさんから説明を受けました。

とにかく事務局に強調されたのが、熱中症予防のために水分を沢山とること。今年は異常な猛暑のスウェーデン。食堂には水だけでなく、スポーツドリンクに似た味の「経口補水液(Vätskeersättning)」も常備されていました。

さて、説明が終わり教室に行くと先生の参考作品が並べられていて気分が盛り上がります。

自由に使えるビーズや色糸も用意されていました。ただ、種類は限られていたので、持参した刺繍糸が本当に役立ちました。

クラスは私たち日本人3人と、スウェーデン人16人、スウェーデン在住スペイン人1人の合計20人。全員女性で、恐らく年齢は40代から60代かな?

先生からは17世紀から作られている伝統的なスコーネ地方の手工芸にアップリケを加えた手芸と説明があり、フェルトと針と織りリボンがセットされたキットが配られました。ベースになる黒のフェルトは30cm角くらい。赤、黄、緑、白、青の小さ目のフェルトがパッチワーク用のようでした。

「自分のファンタジーでデザインしましょう。必要ならここにある型紙を使ってもいいです。クッションでもバッグでも何を作っても、何個作っても、サイズも自由に」と言われ、3人でポカンとしてしまいました。

さてここで、私たち3人のバックグランドをご説明します。

まず、最初に誘ってくれたしずく堂さんはプロのニット作家で、今年の9月に3冊目の編み物本の出版を予定しています。
しずく堂ホームページ
一緒に参加したケイコさんはスウェーデン在住の布作家。文化服装学院で洋裁を学んで今はスウェーデンでご自分の洋裁店を開いています。
ケイコ・オルソンの洋裁店
もちろん、二人ともプロになるくらいですから、幼いころから様々な手芸の経験があります。

私はお二人と違ってプロの作家ではないのですが、子供のころから手芸や洋裁が好きでした。日本でフランス刺繍を1年くらいと、パッチワークを2年くらい、アイルランドでパッチワークを1年習っていました。また高校は美大の付属、進学した美大では日本画を学んでいました。

なにそれ、関係あるの…?と思われたかもしれませんが、これがこれから重要になる、かも知れない(ような気がする)。

話は戻って。ポカンとしている私たち3人を残して、他の生徒たちは立ち上がって必要なものを集めて、ちゃっちゃと作業を進めます。何が何だか分かりませんが「とりあえず何でもいいから今日中に1個作って、明日からの2日間でちゃんと考えたものを作ろう」と話し合いました。この日の終わりには、この考えが甘いも甘い、大甘だったことに気が付くのですが、この時は知る由もなく…。

とりあえず簡単に大きな柄でと、私は白のフェルトからウサギを連想してウサギの絵を描き始めました。

しずく堂さんとケイコさんも試行錯誤しながらアイデアをまとめて手を動かしています。

そうこうしているうちに、あっという間に10時のフィーカの時間。もうちょっとやりたいと思ったのですが、「フィーカ大事、フィーカ大事」とクラスメイトに急かされて食堂へ。

しずく堂さんが準備よく日本のお菓子を持って来ていたので、それを配り、自己紹介代わりに著書を見せながらマグを手に30分ほど歓談。

教室に戻って作業の続きをしていると、ミア先生からパッチワークのやり方についての説明がありました。

教わった通りパッチワーク部分を進めました。

そうこうしているうちに、12時の昼食の時間。食事は朝、昼、晩、フィーカと全てビュッフェ形式で、メインの他に種類の多い野菜の付け合わせがあります。

この日の昼食はスウェーデンの珍味ともいえるバナナとチキンのグラタン『空飛ぶヤコブさん』とサーモンです。

1時間ほどランチ休憩をした後、教室に戻りました。フィーカにしてもランチにしても、開始時間は決まっていますが、終了は自分のタイミングで切り上げることが出来ます。

今度はミア先生からいくつかの刺繍のテクニックについての説明がありました。

そうこうしていると、3時のフィーカの時間。とにかく、1時間、2時間があっという間に過ぎていきます。チョコレートケーキが2種類。スウェーデンのケーキのレシピには四角い型で焼くものがあるのですが、こうやって切り分けるのに便利な形なんですね~。

外のテーブルでフィーカを楽しむクラスメイト達。この日はまだ馴染めなかったのですが、翌日にはすっかり馴染んで同じテーブルで話したり食べたりしました。

戻ってパッチワークの続きをしました。

そうこうしているうちに、たちまち時間が過ぎ、6時の夕食の時間に…。この日の夕食はベイクドポテトにサラダ。ぽっくりとした食感に甘みのあるポテトはまるで栗を食べているようで驚きました。ケイコさんによるとベイクドポテト専用の種類で、とても美味しいのだとか。

簡単な夕食ですが、ボリュームのある昼食と、フィーカでお菓子を食べていたので、あまりお腹が減っていず、これで充分。ヘルシーな食生活だなあ、滞在中に痩せちゃうかも…なんて言っている場合か。

そう、皆さんも気が付きましたね?「今日中に1枚仕上げるなんて絶対無理!」なことに。

最近のネットスラングを使えば、無理ゲー

このままでは出来上がらない。初日から教室に残って夜も作業を続けることになりました。夜遅くまで明るい北欧なので、居残り感が希薄なのが救い。別の理由で痩せそう。

ミタ

『空飛ぶヤコブさん』のレシピは下記リンク先からどうぞ。
「空飛ぶヤコブさん」を作ってみました(反省を踏まえた改善点も)


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レクサンド名物クネッケブロードで

スウェーデンの堅焼きパン、クネッケブロードでオープンサンドを作ってお昼に食べました。

クネッケブロードは一緒にレクサンドの手工芸学校に参加したしずく堂さんからお土産にもらったものです。一緒に行ったのにお土産?と不思議に感じられると思いますが、フィンランドで買ったけれど量が多かったからとおすそ分けでした。ちなみに手前に写っているのは、以前フクヤでノルウェーワッフルの会を開催してくれた、りさねんねんさんからノルウェー土産の鯖缶。

クネッケブロードには様々なメーカーがありますが、特にレクサンドはダーラナホースのパッケージで知られた有名メーカー、その名も「Leksands(1920年代ー)」のお膝元です。いままで、味気ないものだなあと思っていたクネッケブロードですが、手工芸学校で食堂に常備されていた(なので、朝食だけでなく、フィーカの時間にも食べることが出来た)クネッケブロードがとても美味しくて気に入ってしまいました。私だけでなく、しずく堂さんもすっかり気に入ったので、フィンランドから帰国前に自宅用にと買ったそうです。

学校ではゆで卵のスライスにスウェーデン名物たらこペーストを乗せて食べていました。個人的には最高の組み合わせだったのですが、日本ではたらこペーストが手に入りません。

そこで、以前スウェーデンのホテルでオススメされていた「カッテージチーズ+アボカド+スプラウト」と、手元にあったノルウェーの鯖缶で「鯖+ゆで卵」を用意。


軽いパンですが、3枚ほど食べるともうお腹いっぱいになりました。手工芸学校に一緒に参加したケイコさんによると、レバーペースト+キュウリもお勧めらしいですよ。

ちなみにお皿代わりに使っているのは、アラビアのケーキトレイRistikkoです。

ミタ


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スウェーデン手工芸学校サマーコース前日

手工芸学校について書き始めたら、諸方面から「続きを楽しみにしている」と言って頂き、期待に応えられるかどうか不安になってきました。サクッと終わらせるつもりが、長編になりそうでマズイ。長編になったら最後は投げやりになりそうでマズイ。

さて、前回は参加するまでのお話でした。授業が始まる前日の7月26日に学校に到着しないといけないので、更に前日の25日にスウェーデン入り。私はSAS、しずく堂さんはフィンエアー利用なので、アーランダのホテルで待ち合わせました。ケイコさんとは26日にアーランダからレクサンドに行く電車で合流して、無事3人揃ってレクサンド駅に到着。

5月に予約したときに駅でのピックアップを学校に頼んでいました。その時に「7月23日になったら電車の番号と時間をレセプションに連絡して」と指示されたので、2か月以上待ち、きっちり7月23日になってからメールで連絡していました。

が!待てど暮らせど来ない!いくら何でも遅すぎるので、ケイコさんが学校に電話すると「今から担当者に出るように言うわ」と、そば屋の出前の上を行く返事の後、無事お迎えが来て学校に到着。

学校のレセプションに下がっていたペンダントランプが50年代デザインでした。

レクサンドアカデミーは1953年設立。元々は、スウェーデンの著名なアーティストGustaf Theodor Wallén(1860-1948)の私邸でしたが、彼が亡くなる前年の1947年に学校として使うよう、寄贈されました。学校では当時の木造建築がそのまま使われています。

壁の木製のうろこ模様や窓の装飾が美しい。

扉の彫刻もハンドルも素晴らしいです。

中に入るとダーラナ地方の特徴的なクルビッツ柄が壁に描かれていました。


チェックインの4時まで時間があったので、森を抜けレクサンドの街へ、徒歩約20分。

スウェーデンには珍しい暑い夏。カフェで頼んだアイスクリームがたちまち溶けてしまいました。

時間になったので、また森を抜けて学校へと戻る途中で80年代の江口寿史を彷彿とさせるオブジェを発見。

これから3泊4日お世話になる寮です。

部屋はベッド、テーブル、棚、クローゼット、シューズラック、リビングチェアが備えられ、広さも十分。

部屋はトイレと洗面、シャワーも完備。キッチンは共有スペースに備え付けられています。

もし、夕食はパスタサラダで良いなら食堂でどうぞ、と言っていますよ、とケイコさんが説明してくれました(外食でもいい)。パスタサラダと聞いて、小学校の給食で出たマヨネーズでキュウリやレタスと和えたスパゲティを想像しながら食堂へ。食堂の入り口には食材はすべて地元産を使っていると書かれた看板がありました。

ふたを開けると、想像よりもずっと美味しそう!要は冷たいパスタという意味だったみたい。ビュッフェには野菜だけでなく、ローストビーフやファラフェル(ひよこ豆団子)もあり、ボリュームたっぷり。

ちなみに、ファラフェルはベジタリアン向け。このあと分かるのですが、食事は昼食が主で、夕食は軽め。夕食では昼食の残りを別の料理にアレンジして、例えばサーモンをサラダにしたりと残り物が出ないように工夫されていました。また、毎回、ベジタリアン用、ラクトスフリー、グルテンフリーの料理も用意されていました。別の日に出た、ベジタリアン用のコロッケなんか美味しかったなあ。

そして、一晩寝て、翌朝はいよいよ授業開始の日。朝食の焼きたてパン(この日はニンジンパン)が美味しく…やばい、食べ物と建物だけでこんなに長く書いてしまった!

えー。長くなったのでここまで。いよいよ次から授業について書きたいです。

ミタ

これでも相当削っています。


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スウェーデン手工芸学校サマーコースに参加するまで

7月27日から29日までスウェーデン人の心の故郷、ダーラナ地方にあるレクサンドアカデミーで刺繍のサマーコースを受けてきました。あまりにも濃密な時間だったので、うまくまとめられる自信がないので、まずは導入から書いてみました。

2016年11月、スウェーデン在住の布作家オルソン恵子さんが日本でグループ展を開催された時、ちょうど編み物作家のしずく堂さんが我が家に滞在していたので、連れ立って行ったことがあります。東京には珍しい大雪の日で、バスも電車も遅れに遅れ、更にしずく堂さんがヘタリにヘタってオルソンさんを30分も待たせてしまった日です。
最近行った北欧イベント…「Present プレゼント」と「Sweet Sweet Sweden」

三人で食事をしながら、何がきっかけか「スウェーデンの手工芸学校のサマーコースに参加してみたいんですよ」と私が言ったところ、オルソンさんが「私もです!食事もおいしいと評判なんですよ。私が通訳します!」と乗って下さり、しずく堂さんも以前から知っていて関心があるということで「三人で参加しましょうよ」と盛り上がりましたが、その時は何となく夢物語のような、現実味のない話でした。

ところが、そんなフワフワした話を一転させたのは、5月に届いたしずく堂さんからのメッセージ。今年、日本とスウェーデンの国交150周年記念として、レクサンドの手工芸学校で日本語通訳付きで刺繍のサマーコースがあるので参加しないか、とのお誘いでした。オルソンさんに声を掛けると二つ返事でオッケーだったので、1年半前の約束が思いがけず具体化!

ただ、そのコースは日本に合わせてお盆の時期なので航空券がとても高かった事、スウェーデン人も参加しているクラスに入りたかった事から、7月に開催されるオリジナルのコース(内容は同じ)の方が魅力を感じたので、申し込み締め切りを1週間以上過ぎてはいたものの、問い合わせてみることにしました。今までに北欧の人とやり取りした経験から、そこら辺はフレキシブルに対応してくれるだろうなという目論みがあったので。案の定、まだ席があるからとすんなりと3人の入校を許されました。

そうと決まれば、サマースクール前後の日程を計画し、航空券、鉄道(早割)、ホテルを手配。そうこうしているうちに学校から具体的な授業のスケジュールが届きました。

レクサンドアカデミーサマースクール(刺繍初級)7月27日(金)~29日(日)
<7月26日(木)>
16時 チェックイン
18時 夕食

<7月27日(金)~29日(日)>
7時半 朝食
9時 授業開始
10時 フィーカ(お茶の時間)
12時 昼食
15時 フィーカ(お茶の時間)
17時 授業終了(最終日は16時終了)
18時 夕食
なお、教室は24時間開放しているので、続けて作業をする事も出来ます

美しく、夜遅くまで明るい夏の北欧で、お昼過ぎくらいまで刺繍をやって、午後は湖の周りを散歩したり、ちょっと買い物に街まで足をのばしたり…そんな甘いイメージを抱いていたのですが、スケジュール、特に授業が終わってからも作業が出来るという一文に目が釘付けになりました。

これって…これって
ガチで本気の学校やん!

その読みは大当たり。びっちりな内容に2日目にはこんなTweetをすることに。


その日の夜には追い詰められてこんな状態に

そう、先生や職員さんは「授業を早く切り上げて湖で泳いできてもいいのよ?」と言ってくれたものの、あまりにも作品制作が大変で、散歩どころが毎日居残り。

ついに足を踏み入れることの無かった美しいシリアン湖…。

ただ、結論から言えば、本当に楽しかった!家事や仕事を全く忘れて、食事も宿もおやつまで付いていて、広大な風景を眺めて、ただただ手芸に没頭する3日間。これぞ心のデトックスでした。心からまた参加したいと野望を抱いています。楽しくも、大変な3日間については、これからの続きをお楽しみに。

ミタ

参考までに、3日間講座、3泊、3食、2フィーカが付いて、料金は3750スウェーデンクローナ(2018年5月のレートで48330円)でした。物価の高いスウェーデンですので、ホテルや外食を思えば、かなりリーズナブルではないでしょうか?


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