「空飛ぶヤコブさん」を作ってみました(反省を踏まえた改善点も)

家人が夕食を食べないというので、以前から作ってみたかったスウェーデン料理「空飛ぶヤコブさん」を作ることにしました。

そのレシピと次回の改善点を記録も兼ねてご紹介します。

まず「空飛ぶヤコブさん(Flygande Jacob)」とは、1970年代に航空会社に勤めていたオヴェ・ヤコブソン(Ove Jacobsson)さんが子供に食事を作る時に冷蔵庫にあったものを適当に混ぜてオーブンで焼いたのが始まりの料理です。ネットもない時代ですから、口コミで広がったのでしょうか、最初にレシピ本に掲載されたのは1976年とか。

材料は、市販のローストチキン、バナナ、ベーコン、チリソース、生クリーム、仕上げにローストピーナッツ。ある物をぶち込んだのが伝わってきます。

作るにあたって、いくつかのレシピを見たのですが、材料は同じでも分量や作る手順はマチマチ。なので、こちらも適当に作ってみることにしました。

材料はこの通り。スウェーデンと違って、日本ではローストチキンはクリスマスの時期にしか手に入りません。中には鶏胸肉を使うレシピがあったので従うことに。ただ胸肉はパサパサするので、それが好きでない方は腿肉でいいとは思います。

チリソースの代わりにケチャップとタバスコを混ぜることにしました。スウェーデンのチリソース(Chilisås)はややスパイスの効いたケチャップ風で、あまり辛くないので、これでOKと思います。北欧の人ってあまり辛い味は好きではないですよね。

分量は大体2人分で、鶏胸肉300g、ベーコン85g、バターピーナッツ50㏄、バナナ2/3本、ケチャップ50cc、タバスコ適当、生クリーム100ccにしました。

まず、一口大に切った鶏肉と適当に切ったベーコンを良く炒め、耐熱容器に入れます。その上にピーナッツ、輪切りのバナナを投入。鶏肉に塩コショウするか迷ったのですが、他の材料にしっかりと塩味が付いているので、下味は無しにしました。結果的にはこれで良かったです。

生クリームを泡立てて、あらかじめケチャップとタバスコをお好みの辛さまで混ぜたものと合わせます。生クリームを泡立てる意味が良く分からなかったし、泡立てないレシピもあり、迷ったのですが、ひと手間かければ何か変わるかもと、泡立てることにしました。

上から合わせたソースをかけます(バナナ、ベーコン、ピーナッツは最後に乗せるレシピも)。

オーブン200度で10~15分焼いて出来上がり。材料にはすべて火が通っているので、高温で焼き目が付く程度で良いのだと思います。

ご飯と一緒に食べると美味しいですよ。

さて、実際に作ってみた反省点としては

〇ピーナッツとバナナはもっと少なくても良かった⇒ところが、翌日にはピーナッツが水分を吸って柔らかくなり、バナナが馴染んでこの分量でも良い感じになりました。
〇鶏肉はもっと小さく切った方が食べやすかった。
〇スウェーデンで食べたものよりも汁気が少なくなってしまった(味は近かった)。具が多すぎたのか、焼き時間が長すぎた?生クリームとケチャップ以外の材料を2割程度減らしてもいいかも。
〇生クリームを泡立てると材料のすき間にソースが落ちずに覆うのが利点のように思える。

反省点はあったものの、これはこれで美味しかったです。そもそもが適当料理なので、正解はないのかも知れません。

とりあえず、これでスウェーデンの有名な人名料理「ヤンソンの誘惑」「リンドストロームハンバーグ」に次ぎ「空飛ぶヤコブさん」も制しました。リンドロームハンバーグについては、前回あまりうまく出来なかったので、再挑戦を目論んでいます。その時は改めて公開しますね!

ミタ

追記:
写真にナイフとフォークを添えたのは、北欧の人はカレーも、時にはパスタもナイフとフォークで食べるから、きっとこれを食べるときもナイフとフォークだなと思ったからです。私はスプーンで食べました。

追記2:
なぜ、腿肉でなく胸肉なのかは理由が分かりませんでしたが、ただアイルランドでは腿肉というとほとんどは骨付きで、こういった料理の場合は骨のない胸肉を使うのが好まれていました。スウェーデンでもそうなのかも知れません。ちなみに、胸肉にはもれなくささ身も付いてきました。日本って手羽だって、手羽元、手羽中、手羽元になっているし、本当に鶏肉を細かく部位に分けていますよね。


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