デンマークのクリスマス(国際結婚編)

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デンマークのクリスマス滞在記がなかなか進まず、すみません。明日から2月と言うことに気が付いて、何とか冬のうちに最終まで行きたいと慌てました。
さて、25日は別の友人宅へ。デンマークのクリスマスは24日が本番ですが、彼女の家では今年はご主人が24日に仕事があったので1日遅れの25日がクリスマスのお祝いとなりました。
150131-7.jpg大きなツリーは、大きすぎてセールになっていたものを買ったとか。家に入りきらなくて、結局少し切らないといけなかったそうです。
そうは言っても天井の高い素敵な家。これはご主人の祖父母が1939年から住んでいた古い家で、お二人が亡くなったあと、ご両親は既に家を持っていたので、彼が結婚するまで一人暮らしをしていたそうです。

150131-2.jpgその結婚相手が友人。彼女はフィンランド人なので(国際結婚ですね)家のあちこちにはフィンランドらしい飾りがあります。これはクリスマスの藁の山羊。何故クリスマスに山羊なのか、実はあまり良く分かっていません。一説には北欧神話のトール神の連れた山羊から、とも言われています。スウェーデンとフィンランドではお馴染みですが、デンマークで見ることはあまりない飾りです。

150131-4.jpgここにも、小さな山羊が。ちなみにフィンランド語ではヨウルプッキ、これはサンタクロースを意味するフィンランド語でもあり、古代の信仰と新しい信仰が混ざった事が見て取れます。

150131-12.jpgマリメッコのテーブルクロスと、ムーミンマグはまさしくフィンランド!

150131-3.jpgテーブルには手作りのジンジャーブレッドクッキーと、北欧の家庭のお菓子の定番のひとつ、チョコレートボウル。クッキーが乗っているのはリーヒマキガラスのTupruではないかしら。デザインはNanny Still(ナニー・スティル)で1970年代製。

150131-9.jpgジンジャーブレッドハウスもありました。彼女が言うには、デンマークではジンジャーブレッドハウスはあまり作る人はいないそう。「フィンランドのサイトを検索してみてよ。すごく沢山の色んな飾りつけをしたジンジャーブレッドハウスが出てくるから!」らしいですよ(検索しなきゃ)。

150131-11.jpgでも、ちゃんとデンマークのクリスマス飾り、クリスマスハートも下げられていますね。通常は紙で作るクリスマスハートですが、これはガラス製です。

150131-10.jpg彼女はフィンランドガラスコレクター。主にリーヒマキガラスの製品を集めています。この赤い花瓶はErki Tapio SiiroinenによるKasperi。1974年の製品です。クリアガラスの丸いキャンドルホルダーはイッタラのMInor。Tiina Nordströmによる1994年の製品。

150131-8.jpgこちらはリーヒマキガラスでタマラ・アラディンが作った花瓶です。同じ色で揃えるときれいですね。北欧は防寒のため壁が厚くニッチが出来るので、窓際にガラスを飾ることが良くあります。

150131-5.jpg古いものを上手に飾った、相変わらず素敵なインテリアでした。

彼女の家に行くのは何年振りでしょうか。小さかった娘さんがすっかり大きくなって、今は小さな弟も出来ています。娘さんは中国からの養女、息子さんはタイからの養子です。今回ご主人のご両親にもお会いしたのですが、お母さまが友人の事を「本当にいい子、素晴らしい孫も二人も与えてくれたし」と言っていたのが印象に残っています。養子を迎えるのは珍しいことではないのですが、この言葉を聞くと、家族と言うのは血のつながりで出来るのではなく、自ら作っていくものなんだなと、上手く言えないのですが、そんな実感がありました。

ミタ
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150131-6.jpgそうそう、これは、彼女と彼女のお母さまが今凝っているハンドクラフト。古い辞書や本のページを折り曲げて作るツリーです。

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2月5日のルーネベリタルトと思いつくままの雑記

来週の2月5日はフィンランドの祝日「ルーネベリの日」です。ルーネベリとはフィンランド国歌を作詞したユーハン・ルードヴィーグ・ルーネベリ(Johan Ludvig Runeberg)で、2月5日はルーネベリの誕生日です。

彼は甘いもの好きで、特に妻のフレデリカの作ったカップケーキを好み、毎朝食べたと伝えられています。そのカップケーキには「ルーネベリタルト(Runebergintortut)」と名付けられ、毎年2月5日に食べるのがフィンランドの習慣。
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ルーネベリタルトは通常細長い筒のような形をしています。IKEAのDRÖMMARマフィン型が丁度筒の形なので、私はいつもそれを利用しています。ちなみに我が家のオーブンには幅は広すぎて入らなかったので、両端を曲げています(手で簡単に曲がりました)。

レシピを探すとほとんどフィンランド語のものが出てくるのですが、Wikiaというネットの百科事典に英語でレシピが掲載されていました。英語なので、フィンランド語のレシピよりも分かりやすいかと思います。多分、このレシピの分量で、IKEAのマフィン型を使うと10個から12個出来るのではないかと思います。
※レシピ(英語)はこちら→Runebergin Tortut
上記のレシピではビスケットを砕いてスパイスを混ぜるようにされているのですが、私はジンジャーブレッドクッキーを砕いて、スパイスを入れずに作っています。

ところで、ルーネベリはスウェーデン系だったため、フィンランド国歌「我等の地」はスウェーデン語で書かれ、詩人のパーヴォ・カヤンデルがフィンランド語に訳しました。他にスウェーデン系のフィンランドの著名人を挙げると、フィンランドの愛国心をテーマにした交響曲「フィンランディア」の作曲家、ジャン・シベリウスもスウェーデン系でフィンランド語は苦手だったとか(ルーネベリの詩に曲を付けることが多かったそう)。

また、ムーミンの作者で知られる、トーベ・ヤンソンもスウェーデン系で、ムーミンはスウェーデン語で書かれているのは、よく知られた話ですね。デザイン界では、アラビアのデザイナーのカイ・フランク、インダストリアルデザイナーのアルヴァ・アアルトもスウェーデン系です。

フィンランドは12世紀から19世紀まで長くスウェーデンに支配されていました。現在のスウェーデン系フィンランド人によるスウェーデン語話者は6%以下ですが、スウェーデン語はフィンランドの公用語として街や通りの名前にフィンランド語と併記されています。

ちなみに、フィンランド語とスウェーデン語の街や通りの名前は、例えば北海道の地名であるアイヌ語の「オ・シャマンベ」が「長万部」のように、「ヘルシンキ(Helsinki)」と「ヘルシンフォース(Helsingfors)」とほとんど同じものもあれば、フィンランド語の「トゥルク (Turku) 」がスウェーデン語の「オーボ(Åbo)」とあまりにも違っていて同じ街を指しているとは想像もつかないものもあります。

以前小さな地図に両方の言語で通りの名前が少し離れて書かれていて「探している通りが無い!」と慌てたときがありました。一旦分かると何でもないのですが、公用語が一つの国から来ると混乱してしまいますね。

ミタ
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奥に置かれているマグは、ルーネベリタルトをイメージしたものです。ちなみにベースになっている型はカイ・フランクのデザインした”Teema”でスウェーデン系つながりです。左側は新作のピンク。こちらは友人がポルヴォーで買ってきたものをお借りしました。青い方は先日アップした分は完売、タルトを入れたHilkkaのベジタブルディッシュも完売していますが、スーププレートを近々アップ予定です。商品とブログのタイミングが合わなくてすみません…。

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デンマークのクリスマス(ディナー編)

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こんにちは。デンマークのクリスマス、ランチ編の続きのディナー編です。
さて、ランチ編でも書きましたが、北欧のクリスマス本番は24日。クリスマスディナーも24日に行います。教会のミサから戻ってディナーの用意です。

150117-9.jpgデンマークのクリスマス飾りと言えば、クリスマスハートが有名ですが、こちらもデンマークの定番のクリスマス飾り、クリスマスの星(Julestjerne)。デンマークの隣国ドイツ発祥の飾りで、紙のテープを4枚使って折り上げます。誰もが知っている飾りなのに、折り方を知っている人はほとんどいないとか。
もし折ってみたい方は、こちらに詳しい作り方があります。
How to Make a German Paper Star

150117-2.jpg北欧のクリスマスのメインディッシュはターキーではなく、ポークです。スウェーデンとフィンランドではハムがメインですが、デンマークとノルウェーではローストポークがメインです。デンマーク語でFlæskesteg(フレスケスタイ)。皮つきの豚肉の、皮の部分に細かく切り目を入れて、オーブンで焼き上げます。

150117-4.jpgこれは付け合わせの新じゃがのカラメル和えを作っているところ。デンマーク語で、Brunede kartofler(ブリュンネ・カルトッフラー)。意味は茶色のジャガイモ。

150117-3.jpgフレスケスタイが焼きあがりました。表面の皮の部分をいかにカリカリにするのかがポイントです。皮の間に挟まっているのは、月桂樹の葉。

150117-6.jpgカラメルポテトも出来上がり。奥の赤いものはレッドキャベツの蒸し煮(Rødkål)で、クリスマスには欠かせない、肉料理の付け合わせです。

150117-7.jpgスライスされたフレスケスタイと、これもデンマークの伝統的なクリスマスメニュー、ローストダック(Gåsesteg)。

150117-8.jpgお肉用のグレービーソースです。冷めないようにキャンドルを下にセットする、ウォーマーの器に入れてあります。

150117-10.jpgお皿に盛り付けたところ。ちなみに、これは上品すぎたようで、デンマーク人たちはバシャバシャにソースをかけていました。

150117-11.jpgデザートはミルク粥(Risalamande)。北欧ではクリスマスケーキではなく、ミルクで炊いた甘いお粥を食べるのが習わしです。

150117-12.jpg北欧の中でもデンマークはミルク粥に特徴があり、刻んだアーモンドが入り、チェリーのソースをかけて食べます(フィンランド、スウェーデン、ノルウェーはシナモンパウダーとバター)。
お粥の中には1個だけ丸ままのアーモンドが入っていて、当たった人はプレゼントがもらえます。あらかじめ「もし当たっても口の中に残して、全員が食べ終わるまで言ってはダメよ」と念押しされていました。で、困ったことに、と言うか何というか…
私が当たってしまったのです!
頑張って噛んでしまわないように口の中に残したまま、残りのお粥を食べ、かつおしゃべりに参加するのは困難な技。「誰のお粥からもアーモンドが出てこない事があってね~おばあちゃんが入れ忘れたかと皆で大騒ぎになったらおじいちゃんがずーーーと口の中に入れていたの~」「ふ~ん…(返事できない)」。
もうダメだ、これは全員が食べ終わるまで我慢できない、おじいちゃんは超人か。仕方なく「当たりました」と告白。

150117-13.jpgプレゼントは羊の帽子でした♪
「来年は未年なのよ」というと「じゃあ、それかぶって新年の挨拶してね」と大うけ。

150117-14.jpgディナーが終わるとツリーに点灯です。そう、本物のキャンドルが付いていて、本当に火をつけるのです。

150117-19.jpgとはいえ、さすがに子供が小さいときは電飾だったとか。

150117-15.jpg火が灯ると一気にあたたかなクリスマスムードに。

150117-16.jpgここで、みんなで歌いながら手をつないでツリーの周りをまわるのが伝統なのですが、さすがに皆大人なので、歌だけ歌ってダンスは無しです。歌い終わるとプレゼントの交換をして、プレゼントについてひとしきりワイワイと盛り上がります。

150117-17.jpgそして、それよりも盛り上がるのが、景品をかけたゲーム。

150117-18.jpg普段、あまり賭け事の運はないのですが、ここでも勝ちっ放しで申し訳がないほどでした。運を使い果たしたかもしれない。
こうして、長い長いクリスマスが終了しました。

翌日の25日は、また別の友人宅へ。そのレポートはまたいつかそのうちに!
ミタ
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ツリーの横には「念のため」と水の入ったジョウロが置かれていました。やっぱり危ないですものね!

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スウェーデンのチーズケーキ、オストカーカ

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スウェーデンに500年以上伝わる歴史あるお菓子、オストカーカ。オストカーカを直訳するとチーズケーキですが、いわゆる”チーズケーキ”とは一味違います。ミルクと卵を固めたようなモロモロとした生地にアーモンドの香りがする独特の味です。
IKEA発祥の地としても知られるスモーランド地方から生まれたケーキで、以前ハナトモさんの料理教室でチーズを作るところから作りました。伝統的には洗面器に似ている形の大きな銅の器で作ります。クリスマスや夏至祭の人が集まる時のご馳走として出されました。お客さまには美味しい中心をすくって盛り付けるのが礼儀。これには、銅から有害物質が染みだしているかも知れないから、中毒を避ける為、なんていう怖い説もあります(じゃあ、銅にしなければいいのに!)。
母親がスモーランド地方出身の友人にレシピを尋ねると、「牛乳10リットルでチーズを作り、卵8個…」となり「それは無理」と驚いて答えると、今度はカッテージチーズを代用したレシピを教えてくれました。ハナトモさんの料理教室でもカッテージチーズを使ったレシピを教わりましたが、それとは少し違います。更に日本で手に入る材料でアレンジもし、分量も市販のサイズを使い切れるように調整しました。良かったら作ってみてください。


スウェーデン風チーズケーキ(Ostkaka)
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●材料 (700cc程度の容量の耐熱の器)
卵 2個
砂糖 大さじ1.5
小麦粉 15g
生クリーム 150cc
カッテージチーズ(粒のもの) 200g
アーモンドダイス 25g
杏仁霜 小さじ1、あるいはアーモンドエッセンス数滴、どちらもなければ入れなくても良い(※)
※本来はビターアーモンドをすりおろして入れますが、ビターアーモンドは日本では販売が禁止されているので手に入りません。その代用として香りの似ている杏仁霜、あるいはビターアーモンドから作られたアーモンドエッセンスを使います。
(付け合わせとして)
ホイップクリーム (生地に使った生クリームの余りの50㏄を使う)
好みのベリージャム(写真はイチゴジャムです)
●作り方
1、オーブンを175℃に温める。
2、卵と砂糖をホイップする。
3、残りの材料をすべて混ぜる。
4、オーブンに入れて30分から45分焼く。串を刺して、まだ焼けていないようなら焼き時間を追加する。上が焦げそうだったら途中でアルミホイルをかぶせる。
5、少し冷めたらホイップクリームとジャムを添えて食べる。
このケーキは生温かい状態で食べるお菓子です。冷たい方が好きと言う人もいるのですが、私は断然温かい方が美味しいと思います。なお、冷凍できるらしいのですが、試したことが無いので結果は保証しません!
ミタ
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150114-3.jpgピッピシリーズで知られる児童文学作家リンドグレーンはスモーランドの出身で、彼女の書いたエーミルの作品の中にオストカーカが出てきます。作中では”チーズケーキ”と訳されていますが、あとがきに説明が加えられています。日本に無いものを訳すのって難しいですよね。

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デンマークのクリスマス(ランチ編)

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北欧ではクリスマスの本番は12月25日ではなく、24日です。クリスマスディナーもプレゼント交換も24日に行います。「他の国は25日までプレゼントを待たなくてはいけないなんて可哀想ねえ」と友人。

150113-3.jpgその24日にデンマークの友人宅へお邪魔しました。ツリーの周りにはプレゼントが積まれています。プレゼントはこうして24日までツリーの下に置いて、夕食後に開けるのが習わしです。

150113-2.jpg窓辺のキャンドルの前には東方の三博士の小さな人形。北欧は防寒のため壁が厚いので、この様に窓辺に深いニッチができ、そこに様々な置物を飾るようになりました。

150113-1.jpg北欧にはサンタクロース伝説が入る前に古代の信仰として家には小さな妖精、ニッセが住んでいるとされていました。ニッセにはクリスマスイブにお粥をあげないとイタズラされてしまいます。

150113-22.jpg日本でいうと妖怪的な存在だったニッセですが、今はサンタクロースの伝説と混ざり、赤い帽子をかぶったサンタのお手伝い妖精として可愛らしく変化しました。

150113-23.jpgニッセの伝説は、北欧各国にあり、ノルウェーはデンマークと同じニッセですが、スウェーデンではトムテ、フィンランドではトントゥと呼ばれています。

150113-21.jpgニッセは絵画の世界ではしばしば猫と一緒に描かれます。理由は良く分かりませんが。
それにしても家中に飾られたニッセが可愛らしい!

150113-5.jpgこの家は100年ほど前に建てられました。奥の緑の長椅子はご主人が実家から持ってきた1960年代のものです。クリスマスディナーに来たお姉さんが「これ、覚えてる!」と喜んでいました。

150113-6.jpgディナーの前にランチの用意です。この赤いテーブルはご主人の手作り。

150113-7.jpg昼食はデンマーク名物のオープンサンドです。パンや具が次々に並べられました。

150113-8.jpgデンマークの食事にはコースの順番のようなマナーがあります。お皿は大小が重ねて出され、まず上の小さなお皿で魚料理を食べ、その後下の大きなお皿で肉料理、最後にチーズなどのデザートを食べます。この順番は自分で作るオープンサンドでも同じです。

150113-9.jpg魚料理のスタートは、ニシンの酢漬け、カレー卵サラダ(リンゴとピクルス入り)、レッドオニオンのスライス。

150113-10.jpgニシンの酢漬けにカレー味?と最初は不思議な気持ちがしましたが、これが絶妙な組み合わせで美味しい!新たな味の発見でした。この組み合わせは友人のオリジナルではなく、デンマークでは普通に食べられている物。デンマーク料理は意外と古くからカレー粉を使うものがあり、ミートボールにカレーソースは定番の組み合わせです。

150113-11.jpg次の魚料理は、ニシンの酢漬けを揚げ、また酢に漬けたもの。

150113-12.jpgこれは日本の南蛮漬けのような味でした。
と、ここで魚料理は終了し、お皿が片付けられます。まだ魚の具は残っているのですが、お皿が変わるともう誰も魚に手を出しません。これはデンマークの鉄壁のルールなのでしょうか。後で後悔しないように、お皿が変わる前に「お代り」宣言をしないと食べ損ねてしまいます。

150113-13.jpg肉料理は、これもデンマークの定番の味「レバーパテ」です。レバーパテはデンマークの子どもたちの好きな味No.1だそうで、ホテルの朝食にも必ず出てくるメニューです。

150113-14.jpgレバーパテには、カリカリのベーコン、マッシュルームソテー、ビーツの酢漬けを乗せます。これもデンマークでは定番の組み合わせということでした。
この組み合わせも絶妙で、驚く程美味しい!実はレバーが少し苦手なのですが、ベーコンのカリカリ、ビーツの甘酸っぱさ、マッシュルームの香りで全く気になりません。

150113-15.jpgそして、肉料理の最後はローストビーフです。

150113-16.jpgローストビーフにカリカリオニオンとピクルスを乗せ、マスタードソースをたっぷり。これは間違いのない味ですね。

150113-17.jpg最後はチーズで終了。
少しずつですが、お腹いっぱいになっていました。これで、これからのクリスマスディナーに耐えられるのでしょうか?

150113-18.jpg食事の後、散歩がてら、というか、腹ごなしというか、教会のクリスマスミサへ連れていってもらいました。
デンマークでは「一生のうち3回教会にお世話になる。赤ん坊の時の洗礼、結婚、葬式」というほど、あまり敬虔とは言えないデンマーク人ですが、クリスマスは特別なようで、この地元の教会ではイブに4回もクリスマスミサが行われるそう。

150113-19.jpgパイプオルガンだけでなく管楽器と弦楽器の演奏、プロ(あるいはセミプロ)による混声合唱、全員での聖歌合唱、そして司祭の説教、また聖歌合唱、といった流れ。飽きないようにプログラムが工夫されていて、全員で歌う合唱も皆が知っているような人気の聖歌が選ばれています。
司祭の説教は、デンマーク語なので、中身は分かりませんが、所々笑いが起こるカジュアルな雰囲気(後で聞くと、最後のオチは「寄付の連絡先はこちら」だそうです)。教会離れが起きている昨今、これくらい工夫しないと足を運んでくれないのでしょうか。

150113-20.jpgデンマークの教会には船がこのように飾られています。友人に理由を尋ねると知らないと、わざわざ調べてくれました。いわく、昔は動物か船を供物にささげる習慣があったから、だそうです。それにしても「デンマークの教会にはどこも船が下がっているのよ」と教えてくれたお姉さんも理由を尋ねると「知らない」と言うし、日常すぎて全く考えたことがないんですね。

150113-24.jpgミサが終わり、外に出るとすっかり暗くなっていました。これでも夕方の5時前。クリスマスの時期は一年で一番日が短いのです。
それにしても、まだお腹が空きません。これでディナーは大丈夫なのでしょうか?

「ディナー編」へ続く(いつか多分)。
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女性司祭だったので”デンマークの瀬戸内寂聴”と密かに名づけました。

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