映画「ストックホルムでワルツを」でビンテージの魅力を堪能(その2)


前回はストーリーについてご紹介した11月公開のスウェーデン映画「ストックホルムでワルツを」
映画では60年代のスウェーデンを再現した、レトロなインテリアとファッションも見どころのひとつ。今回は映画で使われている当時の食器について注目ポイントをご紹介しますね。

まずビンテージ食器ファンの目を引くのがこのシーン。主人公のモニカが実家で母とキッチンに立っている場面です。
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モニカが手にしているのは、グスタフスベリのプルヌス。スティグ・リンドベリの名作のひとつで、復刻もされていますが、プルヌスに関してはビンテージの方がデコレーションが美しいと感じているのは私だけではないと思います。

この場面で使われている食器を書き出すと
prunus.jpgGustavsberg Prunus(1962年-1974年)
フォルム:Stig Lindberg
デコレート:Stig Lindberg

Gustavsberg Salix コーヒーカップ 赤.jpgGustavsberg Salix(1954年-1970年)
フォルム:Stig Lindberg
デコレート:Bibi Breger
*Salixの黒のコーヒーカップがモニカの恋人の食器棚にありました。映画をご覧になったら見つけてくださいね。

Upsala-Ekeby Gefle  Bladranka ティーカップ.jpgUpsala-Ekeby/Gefle Bladranka(1960年代から70年代)

141008-10.jpgGefle Majlis (1966年-1972年)
フォルム:Sven Erik Skawonius
デコレート:Helmer Ringström
*こちらは入荷したことが無いので手元の資料の写真です。ちょうどページにまたがっているので、分かりづらいですが…。

娘のエヴァ=リタがクリスマスのジンジャーブレッドクッキーを作っているシーン。
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J-H Fabriken Triett スタッキング菓子缶・クッキー缶.jpgJ-H Fabriken Triett スタッキング菓子缶
写真に写っていないのですが、このシーンでこちらのクッキー缶が使われています。50年代から60年代にヒットした重ねられるお菓子の缶です。出来上がったクッキーを保管するのでしょうね。

現存する1954年創業のカフェ・ヴァーラントのシーン。
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GU-SPR8-11A.jpgGustavsberg Spisa Ribb(1955年-1974年)
フォルム:Stig Lindberg
デコレート:Stig Lindberg

モニカの家のキッチンのシーン。
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Kockums Raff コーヒーポット.jpgKockums Raff(1960年代)
フォルム:Arne Erkers
Kockumsは1893年創業のほうろうメーカーですが、プラスチックやステンレス製品に押され業績が悪化。1962年にその事態を打破するために、有名デザイナーであったArne Erkersに依頼して作ったのが、このRaffシリーズです。このポットは当時人気が出たものの、時代の流れには逆らえず、結局Kokumsは廃業します。

最後は、モニカが電話をしているシーン。このスウェーデンのメーカー、エリクソンの電話「エリコフォン」が有名ですが、注目してほしいのは、後ろにあるテーブルランプです。
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UE-PAP8-74A (1).jpgUpsala-Ekeby Paprika(1948年-1962年)
フォルムデザイン:Anna Lisa Thomson
映画と同じランプは入荷していませんが、Paprikaのボウルは入荷しています。手で彫りだした花びらのパターンが美しく、当時は人気のシリーズでした。

もちろん、食器だけでなく家具やファッションも当時を再現していて、ビンテージ好きならうっとりとしてしまう事は間違いなしです。50年代、60年代の北欧デザイン黄金時代の雰囲気を堪能して下さいね。

ミタ
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キッチンでモニカが作っているのはパンケーキです。「上手く薄くできない」とぼやいていて、そうそうスウェーデンのパンケーキは薄いのよね、と思い出しました。

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