デンマークのKronjydenってどう読むの?

デンマークのKronjydenのアイテムがいくつか入荷しました。
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Kronjydenは1937年創業。1957年に、後にダンスクの設立に携わったJens H. Quistgaard(イェンス H クイストゴー)と協力し、ストーンウェアの製造に着手。その時作ったRelief(レリーフ)シリーズなどの一連の製品は60年代に大流行します。

1972年にはBing & Grondahl(ビング&グレンダール)に買収されますが、同社のストーンウェアは引き続き製造。やがてその人気も徐々に衰退し、1988年にKronjydenは閉鎖。その後Reliefを含む一部のパターンはRoyal Copenhagen(ロイヤル・コペンハーゲン)が引き継ぐことになりました。

さて、そのKronjydenですが、以前お客さまからこのような質問を頂きました。


クイストゴーの「kronyden」の読み方は、「クロニーデン」ではないのですか?
以前、全く違った読み方をされていたのを聞いたことがありまして、北欧の言葉は難しいんだなと思いました。
余談になりますがお教えくださいませ。


正確には覚えていないのですが、その時「デンマーク語はカタカナで表記することが難しいため聞く人によってまちまちになってしまいます」といった内容をお答えしたように思います。

そのご質問を頂いてから2年ほどの月日が流れてしまったのですが、先日デンマーク人のイェンスさん(偶然にもクイストゴーと同じお名前)と同席する機会があったので、お願いして発音してもらいました。

音が小さいので聞きづらいと思いますが、是非聞いてみてください(最後の笑い声はご容赦を)。

どうでしょうか?どのように聞こえますか?

その場にいた人たちは「こーにゅーん、かなあ?」「こーゆーでん?」と真似をしてみるものの、どうしてもうまく発音できませんでした。なにせデンマーク語はWikibooksによると

『日本語を母国語としていると発音は非常に難しく、聞き取りで母音の区別をすることも困難です。カタカナでの表記は可能ではありますがあまり意味がありません。』

と解説されているのですから仕方ないのかも。こういう場合は日本で定着している読み方(多くは英語読み)でカタカナ表記をせざるを得ません。

ただ、Kronjydenがクロニーデン、のようにある程度定着した名称ならいいのですが、人名やあまり日本で知られていないブランド名は人によってどうしても表記に揺れが生じてしまいます。これは北欧に関わる仕事をしている人の共通の悩みの一つかも知れません。

ミタ

オマケです。デンマークの雑貨店「フライング タイガー コペンハーゲン(Flying Tiger Copenhagen)」は日本のみでの店名で、デンマークでは単に「Tiger」です。

実はこの「Tiger」は虎とは何の関係もなく、デンマークでは10クローナ硬貨(現在約190円)の呼び名「tier」と「tiger」の音が似ているから付けられたそう(オープン時は10クローナショップでした)。

その「Tiger」もイェンスさんに発音してもらったので、聞いてみてくださいね。タイガーとは全く異なる音に意外に思われるでしょう。ちなみに画像は猫営業部長です(虎の画像を持っていず、Tigerの店舗写真を使うと何かと問題がありそうなので)。

なるほど、むしろtierって聞こえますよね?

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