スウェーデンのスキンケアブランド「マリヤ・エントリッチ」について(その1:日本のお手入れで満足?)

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フクヤではスウェーデンのナチュラルコスメ「マリヤ・エントリッチ」を取り扱っています。

なぜフクヤでコスメを?と疑問を感じる方もいらっしゃると思いますが、これは私の個人的体験から是非取り扱いたいと思ったのです。

1年少しという短い期間でしたが、私はヨーロッパの小国アイルランドに住んでいたことがあります。生活しているうちに、日本とヨーロッパの肌のお手入れの違いに気が付きました。

まず「洗顔石鹸」が手に入らない。もちろん探せばありますが、日本のようにさまざまな種類がずらりと棚に並んでいる状況ではなく、選択肢がほとんどありません。

ヨーロッパでは硬水が理由で、洗顔は石鹸ではなく化粧水で拭き取るのが主流。クレンジングの後も日本でいう「W洗顔」ではなく、やはり化粧水で拭き取ったあとに、保湿剤を使うのだとか。

好奇心もあり、また郷に入れば郷に従ってみようと、その通りのお手入れに変えたら、それまでの悩みだった乾燥や肌の悩みが改善されてきて感心しました。

面白いことに、読売新聞の運営しているお悩み解決サイト「発言小町」に北欧在住の方が保湿化粧水が手に入らない悩みを相談し、それに対して「欧州流の拭き取り→保湿の手入れに変えたらむしろ肌の調子が良くなった」と私と同じ感想を書いている方が何人かいらっしゃいました。
困ってます!北欧のスキンケア・基礎化粧品「発言小町」

日本に帰ってから手に入りやすさもあり日本式のお手入れに戻ったのですが、やはり欧州流の方が肌の調子が良かった気がする、と思っていた折り、たまたまスウェーデンのコスメ「マリヤ・エントリッチ」の日本代理店さんからコンタクトがありました。

聞けば欧州流のお手入れを推奨しているとか。そこで、そのころ肌荒れに悩んでいたのもあり、ワンセット購入し、使い始めるとゆっくりですが、肌の調子が良くなってきました。

子供のころからアレルギー持ちで敏感肌。今でもストレスや季節の変わり目などで肌荒れが起こりますが、以前のお手入れに比べると早く改善されている気がしています。

そこで、もっと沢山の方にマリヤ・エントリッチについて知ってほしくなり、日本代理店リンガホーの代表ハンス・ウォルバーグさんと営業の高橋公子さんにフクヤでお話を伺いました。
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長いので続きます。

その2→「オイルで保湿って?!」

ミタ

ニュース:
3月19日にマリヤ・エントリッチの代表ハンス・ウォルバーグ氏による「お手入れ体験セミナー」を開催します。


創業1943年。スウェーデンの王室御用達ナチュラルコスメ「マリヤ・エントリッチ」
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スウェーデンのスキンケアブランド「マリヤ・エントリッチ」について(その2:オイルで保湿って?)

この記事は<【その1:日本のお手入れで満足?】の続きです。
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スウェーデンのコスメブランド「マリヤ・エントリッチ」の日本代理店代表ハンス・ウォルバーグさんと営業の高橋公子さんに製品の特長について伺いました。

「マリヤ・エントリッチの特徴について教えてください」
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創設者のマリヤ・エントリッチ(Marja Entrich)は1925年にパリでスキンセラピストとしての勉強をしたのち、世界各国でエステティシャンとして働きました。

その際、各国のスキンケア製品のレシピを試したところ、動物性の油ではなく植物性の油が一番ネガティブな要素が少ないと判断し、今もその通りに植物性の成分で製品作りをしています。
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1940年代当時は美容法に生肉パックもあったほどで、植物だけという考えはかなり画期的なものでした。そのため彼女を”little herbal lady(リトルハーバルレディ)”と呼ぶ人もいました。

実は花粉の効果にも注目していたのですが、残念ながらアレルギーを起こす人がいるということで断念した経緯もあるのですよ。

「スウェーデンの一般的なお手入れとはどんなものですか」
スウェーデンは大体10月から4月までの長い冬が続きます。スキー場などではマイナス20度まで下がる場合も。

そのため皮膚の水分が凍って肌から潤いを奪ってしまうこともあり、しっかりと水分を閉じ込める重めのクリームが好まれます。油分を与えないと肌が激しく乾燥するのです。でも日本の人はもっと軽い乳液を好みますよね。
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「日本には重いクリームは向かないということですか」
日本では油分はべとつくイメージもあり、敬遠されて化粧水で保湿される方が多いのですが、実は水分は肌の表面は潤しても奥に浸透しないのです。顔にはそもそも皮脂がありますので、親和性のある油分の方が角質層まで入っていくんですね。

ここ3年ほどで日本でもオイルブームが起こりつつありますが、中でも特にアボカドオイルは分子が細かく、人間の皮脂に近いこともあり、浸透が早くべたつきが少ないのでお勧めです。

クレンジング後、化粧水で拭き取ってから、このアボカドオイルで保湿してください。
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「化粧水ではなく、オイルで保湿するのですね」
そうです。マリヤ・エントリッチの化粧水は保湿が目的ではなく、クレンジングや洗顔等で取れなかった毛穴等の汚れを落とすために使います。この化粧水には角質をふやかす効果があるので、コットンに角質をからめて取り去ることで、次に使うオイルの導入剤の役割も果たします。
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「オイルを保湿化粧水のように使うのは新鮮です」
日本では洗顔、化粧水、乳液、美容液の順で使うので、アボカドオイルをお手入れの最後と思われる方もいらっしゃるのですが、保湿が目的なので拭き取り化粧水のあと、クリームの前に付けるんですよ。
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実は、私は男性なので化粧水を使う習慣がなく、水洗顔のあと水分が残った上にアボカドオイルをつけて終わらせることが多いのですが、問題はないです(笑)

続いてマリヤ・エントリッチの基本的なお手入れについて伺います。
その3→「顔は石鹸で洗わない?」

ミタ

ニュース:
マリヤ・エントリッチの代表ハンス・ウォルバーグ氏による「お手入れ体験セミナー」を開催します。


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スウェーデンのスキンケアブランド「マリヤ・エントリッチ」について(その3:顔は石鹸で洗わない?)

この記事は【その2:オイルで保湿って?】の続きです。
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スウェーデンのコスメブランド「マリヤ・エントリッチ」の日本代理店代表ハンス・ウォルバーグさんと営業の高橋公子さんに製品の特長について伺いました。
「マリヤ・エントリッチのお手入れ方法について教えてください」
140219-13.jpgまず「サンフラワーシード クレンジングオイル」で汚れを落とします。これはメイク落としですが、朝の洗顔にもお使いいただけます。

人間の皮膚には油がありますので、オイルクレンジングの方がしっかりと毛穴の奥まで入って汚れを取り去ります。

日本では「W洗顔」といって、クレンジングの後石鹸で洗うのが常識ですが、このクレンジングは肌に優しい成分を使っているので、石鹸で洗い流す必要がありません。石鹸を使うと乾燥のもとになります。

140219-11.jpgそのあと、この「フェイシャル トーニングローション」で余分な油分を拭き取ります。先ほどの話の通り、角質を緩めて取り去る働きがあるので、この後のお手入れ成分の導入剤となります。

化粧水に含まれるオリーブ葉エキスは抗菌作用があり、バクテリアを除くので、ニキビや吹き出物にも効果がありますよ。ナチュラルな抗菌剤なので、肌に優しいのも特徴です。

140219-10.jpg次にこの「アボカドオイル」で潤します。

15mlは少ないと思われる方も多いのですが、少量で伸びがいいので、実際に使う量は1回に1、2滴だけ。一瓶で380滴以上ありますから、2か月半以上持つんですよ。

140219-14.jpg最後に「エコ アルガンクリーム」で蓋をしてください。このクリームにはアンチエイジングに効果があると言われている、モロッコのアルガンオイルを始め、様々なお肌にいいオイルが配合されています。

「最後にマリヤ・エントリッチのスウェーデンらしさとは何ですか」
140219-15.jpgそれについて考えたことはなかったですね(笑)

もしあげるとすれば、それは含まれている成分というよりも、思想かも知れません。スウェーデンはゴミの96%を発電に使い、廃棄するのは4%だけです。

多くの自然に囲まれているスウェーデンでは、環境に優しいというのが意識することもなくスウェーデン人の身に付いているものと言えるでしょう。

マリヤ・エントリッチの製品は口に入れても安全なナチュラル成分でできているので、洗い流しても自然に還っていきます。ナチュラルコスメは使ってすぐ分かるような劇的な効果は望めません。けれども、長く使ううちに肌の自然な力をつけていく事が出来ます。

140219-6.jpg実際、長くお使いの方から「シミが薄くなってきた」「いつの間にか出張後の肌荒れが無くなった」とか「肌が明るくなった」「張りが出て柔らかくなった」との感想をいただいています。

マリヤ・エントリッチはスウェーデンではワンランク上のコスメとして、ゲストルームに置かれる方も多いです。日本の皆様にも、1か月間使って実感していただきたいと思います。


以上、ハンス・ウォルバーグ氏のインタビューでした。なお、3月19日には実際に体験していただくセミナーも企画中です。当日のみの特典も考え中とのことですので、詳細が決まったら告知しますね!

最初から読みたい方は下記リンク先からどうぞ。
→その1「日本のお手入れで満足?」
→その2「オイルで保湿って?!」

ミタ

ニュース:
マリヤ・エントリッチの代表ハンス・ウォルバーグ氏による「お手入れ体験セミナー」を開催します。


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ノルウェーのストックがカナダのメープルシロップに

朝一番にFacebookにアクセスすると、カナダ在住の友人がソチオリンピックのクロスカントリー男子スプリント競技でスキーの板が破損してしまったロシアの選手にカナダのコーチがスキー板を手渡し交換した、というニュースをシェアしていました。

その話に関連して、トリノオリンピックでのカナダとノルウェーのよく似たエピソードが紹介されていて、それでは、今日のブログで取り上げようかな、とパンケーキを焼いて準備をしていたら家人から「その話ならとっくにTwitterで出回っているよ」と言われてしまったので、新鮮味は無いかもしれませんが、せっかくなのでご紹介しますね。
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事の起こりは2006年にイタリアのトリノで開催された冬季オリンピック。女子団体スプリント競技の途中で、カナダ選手のストックが折れてしまいました。その時とっさにノルウェーのコーチであるBjørnar Håkensmoenが自分のストック(12㎝長い)を提供。結果カナダは銀メダル、そしてノルウェーは4位に終わったそうです(1位スウェーデン、3位フィンランド)。

オリンピックの公式サイトに動画がアップロードされていました。1:06あたりでこのようにストックを渡すシーンが見られます。
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なお、この動画は他サイトへの貼り付けが禁止されているので、直接Youtubeのサイトでないと見られません。お手数ですが、ご興味があれば画面クリックで表示されるリンク先へ是非どうぞ。

さて、”事の起こりは”と書き出しましたが、この話はこれで終わりませんでした。

その顛末に感動した多くのカナダ人から大量の感謝のメッセージ、そしてワインやチョコレートのプレゼントが届けられました。

更にHåkensmoen氏にカナダ名産のメープルシロップを贈ろうと、メープルシロップの寄付を呼びかける「プロジェクト メープルシロップ」が発動。結果7400缶ものメープルシロップ、重さにして5.2トンが集まり、オスロへ送られました。ちなみにカナダとノルウェー政府間でこのメープルシロップに関しては関税をかけないとの協定も結ばれたとか。

メープルシロップはノルウェーでは一般的な食品ではなく、当時37歳だったHåkensmoen氏は生まれて初めて口にした味に「甘い、でもちょっと変わった味だね。時々は食べるかも知れないけれど、1日5回は無いかな」と感想を述べたそう。

Håkensmoen氏の行為はカナダで
「我々は銀メダルを取った。でもノルウェーはスポーツマンシップにおいて金メダルだった」
と称賛されました。

というわけで、なぜブログのためにパンケーキを焼いていたかは、こういった理由。写真のプレートはノルウェーFiggjoのAstrid デザートプレート。メダルを思わせる真ん丸な花が並んでいます。直径約20㎝の一番使いやすいサイズ。
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ところで、家人の留学先でのクラスメイトだった二人のカナダ人が本当に人柄が良く、カナダには興味は無かったけれどこんな人たちが住んでいるなら行ってみたいなあ、と言っていたのを覚えています。

またノルウェー語通訳・翻訳家の青木さんがノルウェー語を始めたきっかけは、旅先で出会ったノルウェー人の優しさに感激したからとか。

私はどちらの国の人も語れるほど多くは知りませんが、このエピソードがカナダとノルウェーの間だったことが、なんとなく分かる気もしました。

ミタ

オリンピックに関してはこんなブログも書いています。合わせてどうぞ。
悲願のヘルシンキオリンピック
イギリスとオリンピックとストックホルムとマラソン

カナダに負けたノルウェー選手の感想が気になる。それと、1日5回がジョークなのか、本当にノルウェー人は1日5回パンケーキ(もしくはそれに準ずるもの)を食べているのかも気になる。あと、カナダではメープルシロップは瓶でなく缶なのですね。


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すべてのハートの日

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2月14日の今日、予報が当たり朝から雪の東京です。ホワイトクリスマスならぬ、ホワイトバレンタインとなりました。雪の珍しい東京ですから、ある意味ロマンチックかな。
バレンタインデーの発祥は数千年前のローマ帝国時代にまでさかのぼると言われています。2月14日は家庭と結婚の神である女神ユノの祝日で、娘たちは桶に名前を書いた札を入れ、それを引いた男と翌日のお祭りを過ごす習慣があったとか。お祭りを一緒に過ごした男女は、そのまま恋をして結婚することも多かったそうです。
その後、キリスト教とその古代宗教行事が結びつき、現在の愛の日であるバレンタインデーが形作られていったとか。
バレンタインの習慣が広がるにつれ、世界各国で独特の発展を見せます。女性から男性へチョコレートを贈るのは日本独自なのは広く知られているところ。
欧米では男女に関わりなく、花やカードを贈りあう国が多いのですが、スウェーデンでは友達や家族同士でちょっとした物を贈りあう日とか。
スウェーデンでのバレンタインデーの呼び名は「alla hjärtans dag(アッラ ヤルタンス ダーグ) 」。直訳すると「すべてのハートの日」というかわいらしい意味です。
140214-1.jpg「ハートの日」に合わせてハートの並んだスウェーデンのシリーズをご紹介します。写真は、Rörstrand(ロールストランド)のSilja(シリヤ)。
愛の日であるバレンタインデーにふさわしい柄のシリーズ。きっぱりとした色使いは60年代らしいポップでかわいらしいデザインです。
ケーキプレートは今月中にアップ予定。コーヒーポットは既にサイトにアップしていますので、ご興味があればご覧ください。
Rorstrand Silja コーヒーポット

ミタ
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さて、スウェーデンの隣国フィンランドではバレンタインデーを「ystävänpäivä(ウスタヴァンパイヴァ)」と呼びます。こちらは直訳すると「友達の日」。友達同士でカードを交換したりするそう。一方、同じ北欧でもデンマークではあまりバレンタインは定着していないとか。中にはアメリカの文化だと眉をひそめる人もいるようで、これは以前デンマーク人にハロウィンについてどう思うか尋ねた時と同じ反応でした。


フクヤのオリジナルコーヒー。北欧のシーンに合わせて選ぶ3つのブレンド。
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