ほんのり苦い味

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こんにちは。昨日は家人の誕生日でしたので、リクエストに応えてレアチーズケーキを作りました。
いつもは材料を混ぜて固めるだけなのですが、今回は材料を全て泡立てて混ぜました。ヒントは以前フィンランド料理教室で作った「Lohi-Matihyytelo」です。泡立てたおかげで、ムースのようなふんわりとした口どけの出来上がりとなりました。
味のアクセントにはハンガリーの由美さんから頂いた、現地のお酒アプリコットのパーリンカ。アルコール度数50度と強いお酒ですが、ほんのり香る杏の香りが良く合います。ほんの少し苦味のある、オトナのチーズケーキです。
お皿は、ハンガリーではなく、東欧の別の国、チェコスロバキアのBohemia ケーキプレートです。現在はチェコとスロバキアに分かれていますが、このプレートが作られた1970年代頃はこの二つの国は一つでした。
東欧風のパターンで、落ち着いた雰囲気があり、どこかロシア的でもあります。
チェコには2004年に首都のプラハだけ駆け足で訪れたことがあります。チェコという言葉はなんだかチョコと似ていて、甘い響きがあるのですが、実際は、ドイツ、ロシアからの侵攻を繰り返され、1993年やっと独立した、とても苦い歴史を持った国です。
旅行者だった私には、語るほどのことは何も経験していないに等しいのですが、プラハの活気は、様々な問題を抱えながらも、希望に溢れているように感じました。
印象に残ったのは、駅の構内に張ってあった英会話学校のポスター。それには英語で(だから読めたのですが)

「英語を話せると収入が増える」


と書かれていました。
ああ、と胸を突かれるような思いがしました。
長く暗い歴史を終え、チェコはこれから、どんどん世界を相手に広がっていくのですね。
さて、こちらのプレートは、お得な2枚セットです。チェコから来た、甘いチョコの色。様々な場面でも使いやすいでしょうから、普段用にどうぞ。
ミタ
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チェコといえば、ミュシャはチェコの人ですよね。大好きなんです。


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どっちがカレワラ150周年記念プレート?

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おはようございます。
10月の買い付けのときに、興味深いカレワラプレートが一度に手に入りました。よほど、縁があったのでしょうね。
ところで、カレワラが何かご存じない方もいらっしゃると思います。
カレワラ(カレヴァラ)とはフィンランドに伝わる叙事詩で、民間に伝わる話を19世紀に医師であるエリアス・リョンロートがまとめ上げたものです。
当時ロシア帝国の支配下にあったフィンランドを最終的に独立に導いたといわれ、フィンランドでは、誰もが知っている国民的物語。ヘルシンキのアカデミア書店にはカレワラコーナーがありました。
ところが、フィンランド人に読んでみたいというと「もっと面白い話があるよ」と言われてしまいました(正直退屈、ということでしょうか?)。
けれども、一方で「フィンランド人のメンタリティには、カレワラ物語が何かしら影響を与えている」とも教えてもらい、そういう意味でも、確かに国民的抒情詩なのでしょう。
さて話は戻り、こちらの写真のプレートですが、フィンランド、アラビア社が1976年から1999年まで毎年カレワラ物語をテーマに出していた、アニューアルプレートです。デザインはライヤ・ウオシッキネン。
カレワラプレート
一番右のサイズは、そのアニューアルプレートです。1999年は比較的見つかりにくい年なのですが、左の一回り大きなものと、手前の小さなものはそれに輪を掛けて、かなり珍しいものかと思います。
一番大きなサイズの裏書を読むと、1985年にカレワラ物語出版150周年を記念して作られた、限定生産品で、このサイズはこの年にしか作られていません。描かれているのは1999年と同じく、主人公のワイナミョイネンがカンテレという楽器を奏でると動物も天も地も感動した場面です。
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カンテレ (kantele) はフィンランドの民族楽器の一つで、ツィター属に属する撥弦楽器の一種である。(Wikipediaより)

そして、手前の小さなプレートは裏書に「FACTORY VISIT」とあるので、恐らくアラビアファクトリーを訪れた人だけに販売(配布?)されていた、記念品です。大きなプレートと同じ柄ですので、これも1985年のものでしょう。
さて、不思議に思ったのは、実は1999年のプレートには当時の説明書が同封されていて、そこには
このカレワラアニューアルプレートは記念すべき、カレワラ物語150周年である、1999年に終了します。
とばっちりと書いてあるのです。
ええ?1985年がカレワラ150周年ではないの!?
と驚いて、カレワラについて調べると、なんと1835年に最初の版が出版され、その後、増補した最終版が1849年に出版されたとか。
つまり、150周年は(考え方によっては)2回あったのですね。
うーん。なんだかトリッキーだなあ・・・。
それはともかく、1985年のプレートは画面の大きさもあいまって、素晴らしい作品になっています。シリーズのプレートと違って、視点がぐぐぐっと上にあり、鳥の視点になって木立の間から一緒にカンテレの演奏を聞いているかのような構図が素晴らしい。
この3枚のプレートは2月に同時にアップします。お楽しみに。
さて、Youtubeでカレワラをテーマにしたカンテレの演奏を見つけましたので、よろしければ、プレートを眺めながらお聞きくださいね。


ミタ
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実は私もカンテレの演奏は初めて聴きました。


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第1回「北欧を知ろう」講座

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おはようございます。
昨日、去年から準備をしていた、目黒区主催「北欧を知ろう」講座がいよいよ始まりました。結局107名、締切後の問い合わせも含めると110名からの応募があり、他の講座に比べてもかなり高い倍率になったとか。
担当の方から「当日は受付を手伝っていただきたいので、1時半くらいに来てください。また参加費の500円をお持ちください」と連絡がありました。
家人が「え?準備委員も参加費を払うの!?」と言うので、そういえばそうだなあ、さすがお役所きっちりしてるわー、と変なところで感心しました。
さて、昨日の講座は、東海大学北欧学科 准教授 池上佳助氏です。先生は北欧の中でも、特にノルウェーがご専門。ノルウェーの首都オスロに14年間お住みになったそうです。
東海大学文学部北欧学科のサイト
実際にお住みになった経験からのお話は、興味深く「寒さよりも暗さが本当に堪える。
北欧の中でも南にある、オスロですら冬は朝の10時ごろから午後3時ごろまでしか日が照らない。
これが心理的、身体的に及ぼす影響は大きく、北欧の人の生活とは、”長く暗い冬をどう過ごすか”が原点。
その中で、インテリアや照明に力を入れる生活になった。」
というお話で始まり、北欧の乏しい食や必然から生まれた発明の数々、地理的問題から常に侵略の危機にあり、そこから生まれた平和外交手腕など、所謂「北欧モデル」と呼ばれるソフトパワーについてのお話を、思わず笑ってしまうような面白いエピソードを交えてお話してくださいました。
池上先生は、第1回と第2回の講座をご担当で、1回目の昨日は北欧各国の概略まででしたが、次回はもう少しテーマを絞ったお話の予定です。
講座後、控え室でお話をお伺いすると、次回のテーマは北欧での女性の地位や子育てに関わる男性の役割など、家庭についてのお話になりそうです。もっとも、実体験に基づいた(奥様は現地で出産・子育てをなさったとか)豊富な経験をお持ちなので、当日の流れでお話が変わる可能性もありますが。
さて、昨日は第5回の講座を担当されている、スウェーデン社会研究所 所長であり、日本スウェーデン基金 理事の須永先生も聴講に見えていました。須永先生は飄々とした雰囲気の魅力的な方で、北欧業界では長年重要な活動を続けてらしてます。もちろん、お二人は顔見知り。
面白かったのは、池上先生が講義の冒頭で「この中で北欧に行ったことのある方」と聞かれたとき、私は一瞬挙手をためらったのですが(一応関係者なので)、須永先生がひょい、と手を挙げられていたことです。
次に池上先生が「では、旅行ではなく、長期滞在をされていた方は?」
再び手を上げる須永先生。
池上先生が「あ、須永先生は・・・ね。」と口ごもり、「では、この中で北欧言語を勉強されたことのある方は?」
須永先生ためらいもなく挙手。
池上先生「はあ、須永先生は・・・そうですよね・・。」
普通に聴講生として参加していらした須永先生・・・素敵過ぎです。
須永先生は次回も参加予定。
このお二人のやり取りも楽しみの一つになりました。
ミタ
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これが完成チラシです。ありがたいことに増刷したチラシも全てなくなり、この担当者控えの1枚しか残っていないとか。良かった・・・。


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プレゼントを頂きました♪

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こんにちは。なんだか午前中バタバタしていたら、もうお昼ですね。
昨日、お客さまのMさまから手作りのバナナブラウニーが届きました♪
これはきっとピンク色が似合うに違いないと、早速、フィンランドのアラビア社Pauliinaのプレートに合わせてみました。ちょうど来週アップ予定のカップもあったのでコーディネイト。思ったとおりピンクとブラウンが調和して、ますます美味しそうです。
こういった、大胆な色や柄のものは組み合わせにくいのでは、と思われるかもしれませんが、意外とシンプルなメニューを引き立ててくれるのですね。
それに何よりも、見た時にぱっと気分が明るくなるのが、よろしい。
うわっと感動して、にこっとしてしまう。そんな時間を演出してくれるはずです。
ところで、Mさまはこのブラウニーを写真にも写っている、デンマーク国旗のナプキンで包んで送ってくれました。なんでも、このナプキンを、”三田さん家にいつか送りつけたいと思っていたので、とても満足”なのだそうです。
こんな”送りつけ”ならいつでも歓迎です。本当にありがとうございました。
さて、話は変わりますが、このケーキは猫営業部長看病への陣中見舞いということでした。Mさまに限らず、他の方からもお見舞いの言葉をいただきました。
部長は無事抜糸をして、不恰好な服からも解放されました。食欲も回復しています。これからは、いつもどおりフクヤ通信に顔を出すときもあるでしょう。
改めて、部長への温かい言葉をありがとうございました。
ミタ
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部長の剃りあがったお腹が寒そうです。


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アラビアTeemaマグ集合

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おはようございます。
年末から入荷品を放置していたのですが、いよいよ場所ふさぎになってしまったので、昨日家人と開梱しました。
アラビアTeemaマグがこんなに・・・・。
そういえば、このマグは年末に入荷して「クリスマスには間に合わなかったけど、年明けにアップすればいいか~」と思っていたものでしたね。
(自分に語りかけ)
100117-2.jpg変わってこちらは、デンマークから届いた大箱です。

100117-3.jpg中身はこんな感じ。

100117-4.jpgこれは素敵。
一瞬、自宅用に・・・と思いましたが、代わりに猫営業部長に美味しいものを食べてもらおう。

100117-5.jpgこのマリメッコデザインの箱でやってきたのは、フィンランド、シニッカおばさんの新作バッグです。

100117-6.jpg春らしいデザインが揃いました。

100117-7.jpg今回のお勧めは、この新作キーホルダーです。
左の青い猫はマリメッコの生地ですね。右は何かな?

そんなこんなで、この中からちょこちょことピックアップしてサイトにアップしていきますね。
まだまだ買い付けのお品も残っているので、そちらもお楽しみに。
ミタ
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これから洗浄です。


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