デンマークの大高輝美?

デンマークから久しぶりにGunvor Askによるペーパーモビールなどのクラフト本が入荷しました。また、同時にLis Paludanによるフェルト人形のキットも入荷しています。

Gunvor Askさんは1970年代から90年代にかけて、主にペーパークラフトの本を多く出され、それだけでなく縫いぐるみや刺繍、布プリントなど、様々な手工芸の本を出しています。

Lis Pardanさんも同時期に刺繍やかぎ針編み、縫いぐるみなど様々な手芸の本を沢山出されていて、特に刺繍の本は当店でも人気のシリーズ。

デンマークでピンときた手工芸の本を買い付けると、大抵このおふたりの本です。私の好みであるというのもあるのでしょうが、もちろんデンマーク人の中でも人気の作家さんなのでしょう。

いつだったか、私がお守りのように持ち歩いている、祖母の作ったフェルト人形をFacebookにアップしたところ、同世代の友人たちから「懐かしい!」「作った!」とコメントが沢山入りました。

「よーこ」と「ようこ」。表記の揺れがある。

70、80年代に子ども時代を過ごした人のほとんどが手を染めていた、大高輝美さんによるフェルト人形!

恐らく、GunvorさんもLisさんも、デンマークで70年代、80年代に子ども時代を過ごした人、あるいは子育てをしていた世代の人にとっては「懐かしい!」「作った!」と思わず声が出てしまう作家さんなのでしょう。だって、あんなに多くの本やキットがあるのだもの。

現在、このお二人はどうしているのかしらとネットで検索したところ、Lisさんは85歳でご健在のようでした(はっきりしませんでしたが)。Gunvorさんに関しては何も(生年や履歴など)分かりませんでした。

一方、大高さんは現在も地元の静岡で作家活動を続けていらっしゃるとか。ブログを書かれていて、そこで紹介されている作品を見ると、懐かしくてたまらない。最近では「コロコロ人形」の本が復刻されたとか。

日本人にとってのコロコロ人形と同じく、デンマーク人の郷愁を誘う(と思う)これらの本とキットは12月5日に新着としてアップしますね。外に出るのが億劫な季節。手作りで時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

ミタ

ただ今フクヤでは一部手芸本を半額セールにしています。この機会に下記リンク先よりお探しください。
https://www.fuku-ya.jp/SHOP/1097345/list.html


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掲載誌『MOE 2020年1月号』のお知らせ

久しぶりのブログですね。

何もなかったわけではなく、ノルウェー語講師の青木さんの結婚パーティーで川口のノルウェーカフェに行ったり、トークイベント「北欧ぷちとりっぷ」にまた呼んで頂いたとか、スタジオ101さんのご自宅に遊びに行ったりもしたし、10月に閉店した吉祥寺のカフェMoiさんへノーザンライツフェスティバルの雨宮さんと滑り込みで伺い、その前に荻窪のカフェistitさんで食事したし、「北欧ぷちとりっぷ」の打ち上げでグリーンランド人(日本でただ一人)のすごい話を聞いたり、ああ、そうそう秋のガラクタ市が史上最大のご来店数だったとか、とにかく(時系列メチャクチャですが)夏から秋にかけて色々あったのに、全然書いていませんでした。

兎にも角にも、そんな話はすっ飛ばして、今日は掲載誌、MOE1月号のお知らせです。

次号は『北欧しあわせの魔法』として、北欧特集が組まれます。その中で北欧ビンテージの魅力について話をさせて頂きました。

最近は過去のデザインが次々と復刻されたり、北欧のメーカーが次々に日本に進出しているためか、雑誌でビンテージを取り上げられることが少なくなってきました。

でも、ビンテージには現行品にはない魅力があります。例えば、生産地一つをとっても、現行品は北欧以外の国、タイなど外国で作られています。またプリントではなく手彩色であったり、焼成時間が長かったりと時間と手間が現行品とは比べ物になりません。

この機会にビンテージに興味を持っていただけると本当に嬉しいです。

北欧特集だけに知っている人たちが同じ誌面に登場しているのも嬉しい。

例えば、去年の夏にストックホルムでフィーカした明知さんがストックホルムを案内しています。

それから、お菓子作り教室に何度か参加した神武寺のスウェーデン菓子のリッラ・カッテンさんが、日本で本場さながらの味として出ています。

北欧といえばこの人、の写真家かくたみほさんの写真ページは、さすがの美しさ。(そういえば、カウニステで開催されたかくたさんのトークショーについても書かなかった気が…)

Moeらしい絵本の紹介では、青木さんの結婚パーティで一緒だった平澤朋子さんが挿絵を描いた絵本「巨人の花よめ」が取り上げられています。

ちなみに平澤さんが挿絵を描いた、リンドグレーンの新刊も翻訳をした菱木晃子 さんのお話と共に紹介されていました。

今年の1月にスウェーデン大使館で開催された、この菱木さんと平澤さんのトークを拝聴し、裏話を知っているので「おお、これかー!」と興味深く読ませて頂きました。

ああ、そういえば、そのトークも書かなかったですね。

MOE1月号は下記リンク先からお求めいただけます。

ミタ

来年はもうちょっとブログをアップする!


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ラプアンカンクリの新作届く

フィンランドから嬉しい贈り物が届きました。テキスタイルブランド「ラプアンカンクリ(Lapuan Kankurit)」で先月末頃に新発売となったタオル「 NYYTTI」です。

送り主は、このタオルをデザインしたエリナ・アイリッカラさん。私のフィンランドの定宿の主であり、このブログの読者の皆さまには宿猫スムとトフィーの飼い主としての方が分かりやすいかな?

仲良くないので珍しいツーショット(去年の秋)

エリナさんのどの作品にも見られる、独特の膨れ織りの技術で作ってあり、驚くほど軽くて柔らかい。 これは一番小さな38cm角で、シリーズは全部で4色、4サイズあり。

とにかく軽くかさばらないので、エリナさんは旅行グッズに使って欲しいと思っているそう。例えば、一番小さなタオルは体を洗えて、すぐ乾く。中(65cm角)は頭に巻くとスカーフとなり日光から守る(これ、分かります。ポルトガル旅行した時にあまりにも日光がきつく帽子がなかったので急遽手持ちのスカーフを頭に巻いていました!)。2番目に大きなサイズ(65×130cm)は肩にかけても、髪を洗ったときに巻いておくことも。一番大きなサイズ (95×180cm) は タオルとしてだけでなく、袋になり、100キロ(!)までの物を入れられるそう。

材質はリネン、テンセル、コットン。全て天然素材で作られています。つまり、脱プラスティックであるという点も大きな要素です。

そして、北欧のメーカーが生産地を人件費の安い海外に移す中で、フィンランドで織っているの(Woven in Finland)もポイント。

10月4日にラプアンカンクリの国外初店舗が表参道にオープンしましたね。問い合わせてみたところ、日本での取り扱いは4月からとか。4月になったら、大き目のサイズを買いに行こうと思っています。

皆さまもゴールデンウィークの旅のお供にいかがでしょうか?

ミタ

実はブランドや現行品にとても疎いので今まで知らなかったのですが、日本でラプアンカンクリはポケット付きショールが人気なんですね!ファッション以外の実用品や、環境に配慮したコンセプトの製品はなかなか日本で浸透しにくいかもなあと思ったりもしますが、多くの人が手に取ってくれるのを願っています。


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カルヤランピーラッカの棒を使いたかったから

キッチンの引き出しを整理していたら、フィンランドで衝動買いしたカルヤランピーラッカ専用の延ばし棒が出てきました。買ったときに「私、きっとこれを使う事はないなあ」と思ったのは事実ですが、本当に何年も使わないまま。ふと、作ってみようかと思いました。

レシピは以前料理教室でいただいたもの二つと手持ちの本2冊、合わせて4つを見比べ、共通点を抽出し計算して、作りやすい分量に変えてみました。

では、レシピです。ちなみに、人生で3回目ですので、包み方が下手くそなのはお見逃し下さい。


Karjalanpiirakka (カルヤランピーラッカ)

<具の牛乳粥>
軽く洗った米120ccと水120ccを火にかけ、沸騰したら弱火にする。米が水を吸ったら牛乳500ccを入れて、蓋をする。蓋は少しずらして隙間を空ける。焦げないように時々かき混ぜ、ネットリしているけれど、粒が残るくらいになったら、塩小さじ1/2で味付けし火を止め、冷ましておく。

<皮>
水60ccに塩小さじ1/2を溶かす。ライ麦粉(細挽き)60gと小麦粉30gを混ぜ合わせ、水に入れて、粘りが無くなるまで捏ねる。カバーをしてしばらく置いたら、取り出し6等分(8等分でも10等分でも、お好きなサイズで)に切り分ける。ライ麦粉を打ち粉した上で小判型に延ばす。厚みは1mm以下。引っ付きやすい生地なので、しっかりと打ち粉をすること。

<仕上げ>
それぞれの生地の中心に等分した牛乳粥を乗せ、両人差し指で優しく押しながらひだを作り包む。この時、餃子のようにひだを重ねない事。重ねるとその部分が固くなる。オーブンを250度に熱し、10分から15分。 あるいは牛乳粥の表面に薄っすらと焦げ目がつき、裏がパリッとするまで焼く。この間にお湯にバターを溶かしたバター湯(目分量)を作る。焼きあがったら熱いうちにバター湯にくぐらせるか、刷毛で塗り、器に入れて布で覆い、しっとり柔らかくさせる。

<トッピング>
そのままでも美味しいですが、ゆで卵に同重量のバターを混ぜたムナポイを乗せるのが伝統的な食べ方です。ただ、これはカロリーが気になるし、結構しつこい味。ですのでカッテージチーズをバターの代わりに使っても良いでしょう。他にもハムやチーズを乗せたり、スモークサーモンを乗せたり、自由な食べ方でどうぞ。

<バリエーション>
牛乳粥の代わりにマッシュポテトを乗せる場合もあります。個人的にはニンジン粥を乗せたのがほんのりニンジンの甘さがあって好きです。ニンジン粥はフィンランドではクリスマス料理の一つです。

この動画は生地の延ばし方、包み方、お粥の感じの参考になるかも。専用延ばし棒も出てきます。

ミタ

大きさはお好みでどうぞ(写真は6等分)。実際フィンランドでも様々なサイズが売られています。


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ワークショップ、サーミのブレスレット作り

昨日に続いて、フクヤで開催したワークショップのレポートです。

先週末はTakkuのヘイディさんによるサーミブレスレット作りでした。ところで、Takkuは元々フィンランド人二人のユニットでしたが、一人が帰国し、今はヘイディさん一人なので、どう呼んでいいのか分からない。

でも、昨日紹介したつれび工房さんも一人でつれび工房、ニット作家のしずく堂さんも一人でしずく堂。劇団ひとり、みたいな。

閑話休題

今回は大き目サイズで少し複雑なデザインでしたが、一番難しい中心部分はヘイディさんが予め作って下さっていました。

実はキャンセルが2件あり、これはその方たちの分。それは参加できないですねと言わざるを得ない理由でしたので仕方ないのですが、先生は前もって準備をしているので、やっぱり急なキャンセルはお気の毒です。

さて、中心部分は出来ているので、周りの飾りを作るところから。

先生の優しい指導。昔は厳しかったのですが、最近は優しくなったヘイディさん。いわく「日本流」。

完成に近づいてきました。

できあがり!

ご参加の皆さまありがとうございました!

サーミのブレスレットはキットの販売もありますので、ご興味のある方は下記リンク先からご覧ください。

サーミブレスレット手作りキット

また、明日からTakkuのカレリア刺繍キット、ミニポーチとミニブローチ2個セットを販売開始できれば、と思っていましたが、作り方説明書が入っていない痛恨のミス。というわけで、説明書が届いたら販売しますので、こちらもお楽しみに。

ミタ

某料理教室はキャンセルに厳しく、行けない時は代理人を立てるようにルールが決まっています。材料が無駄になるからでしょう。クラフトの材料は腐るものではないとはいえ、この1回のために先生たちは時間をかけて予め用意して下さっているのだから、やっぱりキャンセルは辛いと思います。他の教室ではキャンセル対策はどうしているんでしょうねえ…。


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