カールスクローナ製の優しい葉模様のシルヴィアコーヒーカップ&ソーサーです。
スウェーデンの陶磁器メーカーUpsala-Ekeby(ウプサラ・エケビィ)のKarlskrona(カールスクローナ)窯で1960年代に作られたSylvia(シルヴィア)コーヒーカップです。容量はいっぱいまで入れると約150ccです。
優しい色の葉模様が並んだ、柔らかな印象がします。この心地よい葉のデザインは、スウェーデンのデザイナー、Barbro Lofgren-Ortendahl(1918-2005)によるものです。自然の草花をモチーフに様々なデザインをしている彼女ですが、デザインの着想は羊や牛に囲まれたコテージで過ごしているときに得たのだそうです。
ソーサーには 日に透かすと分かる程度の擦れ傷がありますが、気になる程度ではありません。カップには目につくダメージはありません。
1886年に、当初はタイルとレンガのメーカーとして誕生。20世紀に入ると、次々と同業社を吸収、合併してUEグループとして大きくなりました。 1960年代から経営が悪化し1973年に閉鎖します。その後、工場は1980年代まで運営されますが、それもやがて閉鎖。その際、同グループとなっていた、Rorstrand(ロールストランド)はFinnish Warsilaに、Kosta Boda(コスタボダ)はOrrefors(オレフォス)へと渡りました。
Karlskrona
1918年創業。主にレストランや家庭用の食器を製造し、約500種類のフォルムに7000種類以上のデコレートをしたシリーズを持ち、1933年には王室のウェディングギフトとして選ばれたこともあります。1942年にUpsala-Ekebyに買収、UEグループとなりますが、1968年には完全に閉鎖しました。
メーカー名 | Upsala-Ekeby Karlskrona |
商品名 | Sylvia コーヒーカップ |
サイズ(cm) | (カップ)Φ6.5 x H6.5 (ソーサー)Φ13.5 |
製造年代 | 1960年代 |
フォルムデザイン | |
デコレートデザイン | Barbro Lofgren-Ortendahl |
この商品は実際に使用されていた、ユーズド品です。したがいまして、どうしても使用に伴う損傷がございます。目立つような傷や汚れは商品説明欄にてできるだけご説明しますが、特に明記されていなくても小さな傷や汚れがあることもあります。ご了承ください。